これが真尋の日常だった。

唐突に投下
お帰りなさい!あ・な・た♪

─ ─ ─ ─ ─ ─ ─

919 :名無しさん@ピンキー:2015/04/01(水) 21:08:00.77 ID:JHwWZHqV
「お帰りなさい!あ・な・た♪」

『ただい』まで言いかけた口が柔らかいもので塞がれる。
口内に侵入してくるニャルラトホテプの舌に、真尋は自身の舌を絡ませると、
途端に甘い唾液のキャッチボールが始まった。

後ろ手に玄関のドアを閉めると、殆どぶら下がる様に抱き着いているニャルラトホテプの身体を壁に持たせる。

「んん……んくっ、んくっ……ぷはぁっ」

ようやく離した唇同士を混ざりあった粘液が繋ぐ。

「ご飯にします?お風呂にします?」

蕩けた瞳はそのどちらもお望みとは思えない。
真尋は答える変わりにもう一度キスをすると、ニャルラトホテプを抱きしめた。


ニャルラトホテプと結婚して二年。
これが真尋の日常だった。

920 :名無しさん@ピンキー:2015/04/01(水) 21:09:24.11 ID:JHwWZHqV
「んはっ……あん!そんな、おっぱいばかり触っちゃ……だめですよぅ」

言葉とは裏腹にエプロン越しにでも分かるくらいに勃起した乳首。
真尋は乳房を掬う様に優しく丹念に愛撫していく。

「はぁっ!あぁ……気持ち良すぎてぇ……!」

ニャルラトホテプの声音が段々と切羽詰まったものに変わっていく。
真尋は甘いニャルラトホテプの匂いに溺れそうになるのを理性で堪えると、ニャルラトホテプのスカートへ指を忍ばせた。

「あう……はう……ふあぁん!!」

愛液でぐっしょりと濡れたショーツの上から陰核を探り当てると、じっくりとその敏感な反応を味わう。
熱い吐息に併せて指の動きを烈しいものに変えていく。

「ひあぁ!あう!あうんっ!……ん!んんんっ!」

乱暴に揉みしだかれた乳房は真尋の指間でぐにゃぐにゃと形を変える。
熱い粘膜がショーツごと真尋の指を咥え込み、指に感じる極上の締め付けに脳髄が痺れる。

921 :名無しさん@ピンキー:2015/04/01(水) 21:10:55.98 ID:JHwWZHqV
「はぁ……はぁ……くぅう……ん」

びくんびくんと、弛緩と緊張を繰り返すニャルラトホテプの身体。
真尋はその煽情的な肉感に限界を感じる。
見ればズボンを内側から押し上げる力は布越しにその形すら浮き上がらせている。
ベルトを緩め、臨界間際のそれを取り出すと、ニャルラトホテプは嬉しそうに微笑んだ。

指先に感じるニャルラトホテプの体温が跳ね上がる。
真尋はもう一度舌を絡ませた。

「ンチュ……ちゅぷ……あむん……キス好き、しゅきれふ……ふちゅっ」

貪る様な口づけにずっとこうしていたいと思いながらもニャルラトホテプの体温を求めて真尋のペニスは更に硬さを増していた。

ニャルラトホテプは後ろを向くと、壁に手をついて、お尻を真尋に突き出す。

922 :名無しさん@ピンキー:2015/04/01(水) 21:15:57.75 ID:JHwWZHqV
「ごはん、早くしないと冷めちゃいますよ……?」

真尋は無言でスカートをたくし上げるとシミの浮いた黒いショーツをひざまで下ろす。
空腹感はあったが、真尋の欲望は最早、目の前で蜜を垂らす果実をめちゃくちゃにしたい衝動で一杯だった。
亀頭をぐぢゅぐぢゅにうごめく割れ目にあてがい、小さな入り口をみつける。

「はあぁん!あっつ……う!」

限界まで勃起したペニスに比べてあまりにも小さな肉穴。
抵抗は殆ど無いが、柔らかな粘膜が侵入するペニスに張り付き、きつく締め付けてくる。
その快感に真尋の頭の中は真っ白になった。
一際強い締め付けを越えて太い部分が膣口を抜けると、吸い込まれる様にペニスはニャルラトホテプの奥に収まった。

「ま、真尋さんが中に、ナカにぃ……オチンチン、凄くかたいですぅ」

ニャルラトホテプは挿入の快感で二回達していた。
立っているのがやっとの状態のニャルラトホテプだが、絶頂に震える膣は真尋のペニスをがっちりと咥え込み、締め上げる。
真尋は腹に力を入れると、今にも爆発しそうな射精感を堪えて、腰を動かした。

923 :名無しさん@ピンキー:2015/04/01(水) 21:17:35.89 ID:JHwWZHqV
「うあっ!あん!オ、オチンチンッ!ニャル子のナカで凄い暴れてますッ……!」
「ひっ!ひぐぅ!……奥ばかり、だめぇ!」

イヤイヤと首を振り、真尋のペニスから逃れようとするニャルラトホテプを抑えつけると、真尋は猛然とスパートをかける。
膣内に降りて来た子宮に乱暴に亀頭を擦りつけ、愛液でどろどろの膣ヒダをペニスの凹凸に絡ませ、引きずり回し、突き撥ね、掻き回す。

「い、イクっ……気持ち良いの……きちゃいま……あ、ああ!ああぅ!」
「あん……ああん!……うあぁ!突いて……突いてくださぁ!あ、ああぁぁ!」

爆ぜた。

子宮を思い切り深く犯した瞬間。
ちぎれんばかりに締め付けるニャルラトホテプの膣内に、夥しい量の精液が注がれていく。
七回ペニスが痙攣し、真尋の腰が九回打ち付けられて、もう五回。
行き場を無くした精液が結合部から垂れてくる。
締め付けが緩んだ途端、尿道に残っていた残りが三回に分けて放たれる。
時間にすれば十数秒の射精だったが、ニャルラトホテプのなかは真尋の子種で溢れていた。

「で、出ましたね……」

荒い呼吸で上下する背中をニャルラトホテプは優しく撫でた。
子守をする母親の様に真尋を抱きしめる。

真尋はせがまれるまま、愛する妻に口づけた。

─ ─ ─ ─ ─ ─ ─

924 :名無しさん@ピンキー:2015/04/01(水) 21:20:09.21 ID:JHwWZHqV
「あらヒロくんお帰りなさい!」

家に着いた真尋は、ただいまもそこそこにリビングのソファーに倒れ込んだ。

「たっだいま帰りました!お義母様!!」

真尋についでリビングに入ってきたのは顔をみるまでもなく、八坂家の居候兼、真尋の恋人。ニャルラトホテプだ。

「いやん!恋人だなんて、心も身体も相性グンバツなんですから、ふぃあんせと呼んでくんたら……!」

真尋は重い身体に葛を入れると、渾身のげんこつを降らせた。

「それで、どうだったの?宇宙の新しい体感ゲームって」

興味津々な面持ちの頼子に真尋は本日の這いよれ!ニャル子さんを5分くらいで分かる様に説明した。
宇宙のなまらすげー技術で作られた私利私欲にまみれたアミューズメントパークの話。
殴りたくなるほどくだらない理由で暴走した今回のボスキャラの話。
体感ゲームとは名ばかりの、平行世界の自分と精神を入れ替えると言う、
イースの偉大なる種族が遺していったはた迷惑な機械のことを。
……ニャルラトホテプとの結婚生活を擬似体験することとなった話は省いて……。

「ふふふふ」

「な、何だよ」

「いいえ~、べっつにぃ~~」

「だからなんだよ、もう……」

「にゃはは」

その間中にやにやといやらしく笑うニャルラトホテプの顔を直視出来ない真尋だった。

  • 最終更新:2015-05-25 20:45:45

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード