【未完】り、立派な…触手をお持ちですねっ真尋さんっ

169 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2012/05/06(日) 20:58:24.27 ID:YdRHcRB+ [1/3]
「疲れたー……。何で僕がこんな目に……ってかアイツが来てから気の休まる暇が……」
「まっひろさーん!」
「うわぁっ!?」
バタン!と浴室の扉を開いて、ニャル子が入ってきた。
「いつもニコニコ!」
目を見開く真尋。
視線の先には同い年の女の子の、一糸纏わぬ身体がある。
「あなたの隣に!」
狼狽する真尋を尻目に、ニャル子は意味不明な動きを続ける。
ニャル子がそのしなやかな肢体を動かすたびに、大きくも小さくも無い丁度よいサイズの胸が、ふよん、と揺れる。
「這い寄る混沌!」
目の前の少女は訳の分からないポーズと共に、そう締め括った。
「っ!」
その時になって、ようやく真尋は自分が少女を凝視していたことに気付き、
「なっなんだよお前っ!さっさと出て行けよっ!」
慌ててニャル子に背を向けた。見ちゃダメだ!そんな思いが頭を巡る。
自分も裸なのを思い出し、見られないよう両手で股間を隠した。
「いぇねー?真尋さんのご両親がお帰りになる前にーっ……」
ニャル子が背後で、当初のテンションを変わらぬまま続ける。
「どうせなら二人の愛の結晶を作ってしまおうかと♪」
「はぁ!?」
あ、愛の結晶!?
突拍子も無い言葉に振り向こうとしたが、

ざぶんっ

「っ!お、おいっおまっ」
「ふ~っ♪あーっ地球のお風呂は最高ですねぇ~っ!でもちょーっとこの湯船狭いです」
ニャル子が湯船に飛び込んだ。ニャル子の体積の分だけ湯が溢れ、浴槽の外に流れていく。
濡れた銀髪を見せ付けるように後ろに掻きあげた。
「……!」
お湯越しに見えるニャル子の胸に目が釘付けになった。
揺れる水面を介して、ニャル子の、掌に収まりそうな胸と薄紅色の先端が、チラチラと……。
「ん?……んふふーっどうしたんです?真尋さんっ♪」
可愛らしく尋ねる少女は妖しく笑う。真尋の視線はその悪戯っぽい顔にシフトする。
「うっうわっ」
顔を逸らす。逸らした視界の隅で、ニャル子の身体の肌色が掠め手で覆った。
「い、いい加減にしろっ!ニャル子っ」
「えーっ?いい加減って何ですかっ♪真尋さんっお風呂なら丁度いい湯加減ですよ?」
「そうじゃなくてっ!お前恥ずかしくないのかっ!?」
「そりゃ~……恥ずかしいですよっ?でも真尋さんへの愛があればど~ってことありません!」
そう言いながら、ニャル子は真尋の背中に抱き付いた。

170 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2012/05/06(日) 20:59:15.94 ID:YdRHcRB+ [2/3]
「ちょっニャルっ」
ぞくり、と背中が粟立った。女の子の胸が直に接している。
……こんなに柔らかいんだ。
「真尋さん顔真っ赤ですよ?大丈夫ですかっ?」
ニャル子が身体をくねらせる。まるで全身を擦り付けるような動きだ。
すべすべむにゅむにゅ、と異なる感覚が交互に伝わってくる。
「って離れろっばかっ」
激しく抵抗する真尋だったが、
「よいではないか~♪よいではないか~♪」
ニャル子はがっちりと掴まり、まるで離れようとしない。
「うぇへへ~♪先っちょをちょっとだけ、ちょっとだけですよぉ♪まひ……」
不意に、ニャル子の動きが止まった。
ニャル子の顔に目を向けると、今まで見たよりもずっと顔を真っ赤にしている。
「?」
なんで、こいつ、こんなに顔を赤くして―――?
真尋は、恐る恐るニャル子の視線を追った。
「り、立派な…触手をお持ちですねっ真尋さんっ」
「!うわっ」
己の勃起した逸物があった。
「ご、ごめっ」
居た堪れなくなって、湯船から上がり、そのまま風呂から出ようとしたところで、
「ま、真尋さんっ」
「っ!」
ニャル子に後ろから抱き着かれた。両腕をクロスさせてホールドしてしまう。
「そ、そのぉー、真尋さん……」
「な、何?」
「お、お辛そうですね~……あははー……」
真尋の手は、がっちりと自分の股間を保護している。
「そのー……そ、そうさせてしまったのは私の責任でもありますしっ」
「い、いや、お前何言ってっ」
「よ、良かったら、その……わ、私が処理、しちゃいますっ?」
「!」
しょ、処理って……!
「な、なにぶん、こ、こういうことは初めてなので……」
ニャル子の手がスルスルと下がる。
「……上手に出来るか分かりませんが、」
ニャル子の手が、真尋の手の上に重なった。
真尋が手をどかすだけで、もう、ニャル子の手は真尋のそこに触れる。
「どう…です…?真尋さん…」
耳元で甘く囁かれる。
これに頷くことがどういう行為に繋がるのか、それが分からない程真尋は初心では無い。
ど、どうって……。
い、いいのか!?
ニャル子は可愛いし、喧しいけど……悪いヤツじゃないし。
そういうことをしたいか、したくないか、と言ったら……その……。
「……ニャル子は」
「はい?」
「い、嫌じゃないのか?僕とそういうことして」
「?真尋さん?ええっと―――」
ニャル子は少し考えるような素振りを見せ、
「それってつまり……」
ニャル子は真っ赤な顔のまま笑うと、
「了解ですっ♪真尋さんっ」
真尋の前に回り込み、膝を着いた。

244 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2012/05/12(土) 13:55:07.75 ID:q7vjXJbJ [1/2]
>>170
続き書いた

ニャル子の手が、真尋の下腹部に伸びた。

「ではっ失礼して……」
ニャル子の手が、隠している真尋の手を取り、そっとどかした。
上から押さえつけていた真尋の男根が、露になって、ビクッ、と跳ね上がるよう上を向いた。
「…ひゃっあっ」
ニャル子がマンガのような声をあげた。見ると、頬をこれ以上なく真っ赤にして、口は驚きのせいか半開きになっている。
「わわ、わぁ……」
「な、なんだよ」
「い、いえ……し、資料で見たのよりも、ずーっと、その……逞しいので。英語で言うとストレンジ」
「ストロングだろ……」
お前の方が余程奇妙だ、という言葉を喉元で飲み込む。
ニャル子は、うわーっとかへぇえーっとか言いながら、さも興味津々と言ったように陰茎に視線を注ぐ。
「そ、そんなに見るなよなっ」
「わわっ……ご、ごめんなさい、真尋さん」
「っ……」
素直に謝られた。
いつもの様に喧しく反発されるのかと、いつも通りに軽口で流してくれるのかと思っていたが、予想だにしない形で気力を殺がれた。
「…真尋さん、お顔が真っ赤ですよ?まるで血塗られた舌教団のように」
「一体どんな顔だよ……」
ニャル子がにっこりと笑う。
その顔が、今まで見たどの表情よりも輝いて見えて。
(……くっそ。…可愛いな、こいつ…)
真尋の胸中をよそに、ニャル子の声がバスルームに響く。
「……なるほど…この触手が、ええと……陰茎……おちん○んですか……」
「お前……そんな言葉どこで知ったんだよ……」
「キラキラ光る円形のシールが目印の紙芝居からです」
エロゲと呼ばれる存在は知っているが、実際にプレイしたことなど真尋にはない。
「なるほど。真尋さんもエロゲに興味がお有りですか。初心者には『沙耶の唄』辺りがお勧めです。
もしくは『永遠となった留守番』辺りが如何でしょうか。私も真尋さんと永遠にお留守番したいですね」
「お断りだ!」
声を荒げるたびに陰茎はビクビクと震える。
「本当ですか、真尋さん?ここはそう言っていないように見えますが」

282 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2012/05/15(火) 03:15:49.35 ID:NCFK2muF [1/4]
>>245
続き書いた

「んっ……んっ…れろっ…れろっ……ん…」
「はぁっ……はぁっ……」
快感に崩れそうになる膝を支えるため、ニャル子の頭に手を置く。
湿った銀髪の下では、ニャル子がアイスでも舐め取るかのように、亀頭を攻め続けていた。
「れろっ……れろっ……」
ニャル子の左手が肉茎の根元に伸びる。温度を確かめるように軽く、ぎゅ、と握ると、そのまま上下にしごき始めた。「はぁっ――……はぁっ――……!」
ニャル子と目が合う。んふ、と笑った気がした。
「んっ、んふ……れろっ……んっ」
不意にニャル子が、にゅぽ、と肉茎から口を離す。唾液が橋を作り、浴室の床に落ちる。幾分ゆっくりとしたスピードで左手の往復を続けながら、
「……真尋さん」
「…はぁっ……はぁっ……」
ニャル子が亀頭を、ちゅうぅ!と強く吸う。それだけで真尋の顔は弱々しく歪み、口から呻き声が出た。
「真尋さん、可愛いですね」
ニャル子が火照る頬を肉茎にすり付ける。愛おしくて堪らない。そういったように肉茎のあちこちに口づけを重ねていく。
「…ニャル子……」
「……はい?真尋さん」
逸物から口を離して、聞き返した。
「お前……こういうの、初めてだよな……?」
「当たり前ですよぅ。先にも後にも真尋さん以外にまぐわうなんてあり得ませんって!」
「じゃあ、どうして」
こんなに上手いんだ、と尋ねようとした。
ニャル子は目を妖しく光らせ、
「どうしてこんなに上手いんだ、ですか?」
「う……」
「そんなの、ただの自主トレの成果ですよ!英語で言うとフィジカルトレーニング」
「自主トレって……」

283 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2012/05/15(火) 03:16:33.41 ID:NCFK2muF [2/4]
ニャル子は、肉茎の先端―――亀頭のくびれを、きゅ、と握った。
「…うぅっ」
たちまち、真尋のそこは赤黒く充血する。
「自主トレの方法はですね……こんな風に宇宙バナナを握って……」
「なんでも宇宙って付ければ……いいもんじゃないぞ……っ!」
その赤黒く変色した箇所を、
「あむ」
ニャル子が再び口に含んだ。
「うっ、く」
「れろっれろっ……こんな風に…んっ……んちゅっ…舐め回したり……れろっ」
「…ふっ……ふ、くっ……」
「宇宙バナナは……れろっ…とっても柔らかいので……れろっれろっ……こんなに強くすると……んっ、んぅっ…身が崩れちゃうんですがね……んっ」
僕の身も崩れそうだ、そう真尋は言い返そうとしたが、
「んっ……じゅるるっ!じゅるっ!」
「、はっ、あああっ!」
ニャル子が強く吸い上げる。
「こんな風に、……じゅるっ…吸い上げたり……じゅるるっ……」
「あ、ああぁ……」
「じゅるっ……真尋さんの…じゅる……おちん○んが、こんなにガチガチで……じゅるるっ……硬くって……じゅるっ!……良かったです」
舐めて差し上げやすいですしね、と続けた。
「しかし、真尋さん。先程からおちん○んがビクビクしっぱなしですね。時折手の中でおっきくなったりしてますし……そんなに良いんですか?」
ニャル子が、張り詰めた亀頭の先端―――尿道に視線を向ける。
「……ニャル、子…?」
真尋の声に、ニャル子は清々しいほどの笑顔を返し、
「あむっ……れろっ………ん、じゅる……」
ニャル子の舌が尿道を擽る。
「ぁ、」
手を上下に激しく動かす。せき止めていた血が一気に流れる。
「はぁっ―――はぁっ」
「じゅるるっ……こくっ…………真尋さんの、我慢汁ですよね、これ」
細くて長い指が先端に触れる。
「にゃるほど……ほんとうにねばねばしているんですねぇ」
「……」
「ほらほら、真尋さーん!」
ニャル子は人差し指と親指を閉じたり開いたりして、その様子を見せつけてくる。そんなものを見せられても、ちっとも面白くない。
真尋の冷たいリアクションを余所に、ニャル子は粘ついた指を己の股間に擦り付けた。
「……」
擦り付けた。
「いや、ニャル子、何やってんだよ」
「はい?あ、済みません」
ニャル子は、かぱ、とその両足を大きく開き、真尋によく見えるよう角度を調整する。


284 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2012/05/15(火) 03:17:03.97 ID:NCFK2muF [3/4]
ニャル子の恥部は、すでに熱く濡れそぼっており、絶え間無く動く右手が性器を開き、秘穴に指が出入りしている様子が、真尋の目にはっきりと映った。
「……!」
「うわ、おちん○んが続伸です……真尋さん?どうして顔を背けるんです?」
「お前はちょっとは恥じらいを持て!」
ニャル子の指が蜂蜜を運搬する働き蜂よろしく、肉茎から粘ついたカウパー氏線液を掬い取り、秘穴の奥にすり付けられる。
「…………」
陰茎をこすりあげては、滲み出た液を、せっせと運ぶ。
ふと真尋は、カウパー氏線液にも精子が含まれている、と聞いたのを思い出した。
「んしょ、んしょ……」
「……おいコラ」
腕を掴み上げる。
「やぁん♪」
「やぁんじゃねぇ。何やってんだ」
「べ、別になにもしてないんだからねっ!?勘違いしないでよねっ!?」
「……」
「……」
「…………」
「精子をかけた戦いが、いま始まります!」
「やめろ」
「ようこそ交配!なんちゃって!」
「シャレにならんからやめろ!」
カウパー氏線液中に含有する量は少ないので受胎能力は無いとも聞いていたが、相手は這い寄る混沌のニャルラトホテプ。人間の常識が通用するとは思えなかった。
「あは、ぬふ、ぬは、ぬほ!しゅごい!最高!妊娠確実ぅ!」
真尋は目の前の銀髪に無言で肘を落とした。
ごっ。
「……はい。済みません。悪ふざけが過ぎました」
涙目で謝るニャル子。
ふと、真尋は劣情が収まるのを感じ、己の下腹部に目を落とした。
先程まで硬く反り上がっていた肉茎は今のやりとりで、すっかり萎んでしまっていた。
思い直すと、ニャル子とこういった行為に及ぶのは実に醜悪なことの様に感じ始めた。ニャル子の深い恋慕に対して、それに向き合うだけの想いを真尋は持っていなかった。同時に、ニャル子への罪悪感と自身の卑劣さが胸を蝕み始めるのを、真尋は気づき始めていた。
「あー!真尋さんのおちん○んがスリープモードに!スタンドアップ!スタンドアップ!」
ニャル子が再度立ち上げようと試みる。だが真尋は
「ごめんな、ニャル子」
ニャル子の湿った頭を一撫でして、バスルームを後にした。
「はい?……え、ちょ!?真尋さん!?」

  • 最終更新:2014-08-16 09:38:30

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