えへへ、もー真尋さんったら男の子なんですから

続きから

大分前に投下した風邪引いた真尋さんの話の続きです
二人だけの時間
─ ─ ─ ─ ─ ─ ─

172 :名無しさん@ピンキー:2015/12/27(日) 20:40:35.32 ID:0WXqBymb
「!」
何の気無しに真尋と抱き合っていたニャルラトホテプ。
このままこうしているだけでいいと思える二人だけの時間。
だが密着していると真尋のある体の変化に気付く。

「あ……ニャル子、ごめん……」
「えへへ、もー真尋さんったら男の子なんですから」
お腹に押し当てられる真尋の欲望。
千の貌を持つと言われるニャルラトホテプ星人だがこの身体は人間そのものである。
容姿だって真尋に気に入ってもらえるように人一倍気を使っている。

そんな真尋が一人の男として当然の反応を示す。
今回は意図してやったわけではないのだが禁欲していた真尋にとっては刺激が強すぎたようだ。
そして何よりも、真尋が自分の身体で興奮してくれたことが嬉しい。

「あの……良かったらお手伝いして差し上げましょうか、なーんて」
「……いいよ」
「いいんですか!?」
「おっ、お前が嫌なら別にいいんだぞ?」
「いややります!ヤらせて頂きますとも!」
まさかあの奥手な真尋がセックスの誘いに乗ってくるとは夢にも思わなかった。
八坂頼子は健全なお付き合いをと言っていたが真尋の許可を得たし我慢させるのはよくない。
ノーカンである。

「言質は取りましたからね。病人だからと言って容赦はしませんよ。もうあと3日は足腰立たないくらい蕩めかせて差し上げますから」
「まあお手柔らかに頼む」
とは言ってもこれはほんの冗談。
真尋にそこまで無理をさせるつもりはない。
それは分かっているのか真尋もそれ以上は突っ込まないことがちょっぴり嬉しい。

173 :名無しさん@ピンキー:2015/12/27(日) 20:41:23.35 ID:0WXqBymb
「まひろさーん、すりすり」
「あっ、こら……やめろよ」
「いえまずは自分へのご褒美(笑)ってやつですよ」
「お前なぁ……」
真尋に抱きつくと、服を脱がせる前に匂いを堪能する。
あまりお風呂に入れていないためか体臭が強く感じられる。
不思議と懐かしい気さえする落ちつく匂い。
何故かずっとこうしていたいくらい穏やかな気分に浸れる。

「あーもう、好きにしろよ」
「んふふ〜」
文句を言いながらも真尋はぶっきらぼうに頭を撫でてくれる。
この人を選んでよかったと思える瞬間だった。
そして互いの服を脱ぎ捨てるとニャルラトホテプは胡座をかいた真尋の上に跨る。

174 :名無しさん@ピンキー:2015/12/27(日) 20:42:02.06 ID:0WXqBymb
「わっ……もうおっきくなっちゃってますね」
「あんまり見んなよ……」
「それにしても真尋さん、脱がせるの上手になりましたね」
「そうか?」
「いっぱいしましたからね」
「ま、まあな……」
「ん、どうしました?」
「いや、ニャル子……綺麗だなって思って」
「もっ、もう何を言い出すんですか!そんなこと言っても何も出ませんよ。真尋さんにはいっぱい出してもらいますけど!」
「はぁ……」
まさか真尋の口からこんな言葉が飛び出してくるとは思いもよらなかった。
思わず言葉だけで達してしまうところだった。
恥ずかしさをごまかすようにニャルラトホテプは行動に出る。

「ん……くちゅ……れろ……れちゅっ」
口づけを交わすと伺いをたてるように舌を進入させる。
真尋もそれに応えちろちろと舌先を這わせ、軽いスキンシップを楽しむ。
背中に回された真尋の腕に掻き抱かれると、
お腹にいきり立った下半身が押し付けられ一心不乱に自分の身体を求めてくれる。
ニャルラトホテプも抱きしめ返し胸を押し当て、お互いの性感を確実に高めていく。

「んっ!?」
「んふふ、もうはち切れんばかりじゃないですか」
指先で若干のグロテスクさも持ちあわせた、血管を浮かべるそれを刺激する。
突然の刺激に体をピクリと跳ねる真尋。

175 :名無しさん@ピンキー:2015/12/27(日) 20:42:55.53 ID:0WXqBymb
「タマタマもパンパンになるまで溜め込んじゃって……今日はたっぷり出してすっきりしちゃいましょうね!」
「うるさいな」
「ひゃっ!」
真尋も負けじとニャルラトホテプの秘部に指を伸ばす。

「お前だってビショビショじゃないか」
「私もその……してませんでしたから」
「そうかよ……」
真尋が挿し入れた指でヒダを優しく刺激し積極的に愛撫すれば、ニャルラトホテプも敏感なカリ首を指先でいじり、睾丸を揉み転がす。
そのあとは上の口で繋がったままお互いの性器を愛撫し合う倒錯的な状況が続く。

「やっ、ひぁっ……まひろさん……」
「ニャル子……気持ちいい?」
大好きな人が自分のことを気持ち良くしようとしている。
その気持ちだけでニャルラトホテプは達してしまいそうだった。
というより軽くイッた。
その証に掻き出された愛液は真尋の手のひらをびしょびしょに汚していく。
ニャルラトホテプも真尋のペニスに射精しない程度の刺激を与え続ければお互いに息も上がり始める。

「もう準備万端みたいですね、それじゃあ……」

176 :名無しさん@ピンキー:2015/12/27(日) 20:47:10.08 ID:0WXqBymb
「えいっ」
「うわっ」
ぽふん、と真尋をベッドに優しく押し倒す。
何が起きたのか分からないと目をぱちくりさせる真尋を見つめつつも、ニコニコと笑みを浮かべたニャルラトホテプ。

「今日は私に任せて真尋さんは楽にしていて下さい」
「あ……うん」
とは言っても真尋との性行為はニャルラトホテプが攻めることがほとんどのため、あまりいつもと変わらないのだが。

177 :名無しさん@ピンキー:2015/12/27(日) 20:48:07.68 ID:0WXqBymb
「ほ〜ら真尋さん、おちんちんが飲み込まれちゃいますよ〜」
「う……くっ……うぁ」
ペニスを陰唇にあてがうとゆっくりと腰を落とす。
膣口を押し広げられる感覚を味わいながら、幾重にも重なったヒダをかき分けペニスを飲み込ませる。
じっくりゆっくりと、馴染ませるように腰を下ろして真尋に結合する様を見せつける。

「んはぁ〜、やっぱり真尋さんのおちんちん最高です」
完全に腰を密着させると鈴口と子宮の入り口がキスを交わす。
お腹を撫でるとその上からでもわかる幹の入った一筋の剛直。
このたくましい剛直に女の穴を埋められると幸せを感じずにはいられない。

「どーです、ニャル子のナカは?」
「うわっ……あったかくて、すっごい締まる……」
きっともう真尋は地球人の女では満足出来ない身体になってしまっただろう。
だがそれはニャルラトホテプとて同じこと。
この高く張ったカリに膣肉を引っかかれる感覚。
この剛直に貫かれる快楽無しではニャルラトホテプも我慢できない身体になってしまったのだ。
「では久しぶりのニャル子の膣内、たっぷり味わって下さいね!」

178 :名無しさん@ピンキー:2015/12/27(日) 20:49:13.06 ID:0WXqBymb
「んっ……、真尋さんっ……気持ちっ……いいですかっ?」
「あっ……ニャル子っ、これっ、すぐ……出ちゃうかも……」
真尋のペニスを優しく労わるようにそろそろと腰を動かす。
両手で指を絡ませあったまま繋がる様はまさに恋人同士のラブラブなセックスだ。

「真尋さん、キスっ……しましょう」
「ん、うんっ……」
「はむっ!ぷちゅ……くちゅ……んぁ」
繋がったままのキスはまた格別だ。
上と下の口で結合すると身も心も一つになったようでとても心地がよい。

「ではこの調子でどんどんイっちゃいますよ!」
「ニャル子っ、ちょまっ……あぁぁっ! 」

179 :名無しさん@ピンキー:2015/12/27(日) 20:50:27.56 ID:0WXqBymb
「ほらっ、ずっぽり咥えこまれたおちんちんが出たり入ったりしてますよ」
「あっ!くっ、ニャル子っ!」
今度は男を気持ちよくさせるためのセックス。
結合部を見せつけるように開脚騎乗位のまま腰を上下に振り、真尋のペニスをヒダヒダに擦り付けてぬ゛ちぬ゛ちと卑猥な音を響かせる。
二人の腰がぶつかる度に水音が響き渡り、激しく擦れるたびに響く真尋の喘ぐ声が耳に心地よい。
少々下品にも思えるが真尋を興奮させるにはもってこいだ。


「それともっ、こうっ、ですか?」
「あぁっ!あーーーっ!」
今度は腰を密着させると前後にくねくねと素早く擦り付ける。
ベッドのシーツを掴み少女のようなかわいい喘ぎを発する真尋。
ついついSっ気が顔を出してしまう。

「ぐりぐりするのも、気持ちいいですよねっ?」
「うぁぁっ?!」
円を描くようにこね回し、腰の上で妖艶なダンスを踊る。
敏感な生殖器をあちこちのヒダで撫で上げるとたまらず真尋は腰をはね上げてしまう。
胎奥では子宮口が真尋のペニスにねっちり濃厚なキスの雨を降らせる。
すでにこれ以上ないほどに膨張したペニスと上ずった真尋の声から限界が近いことをニャルラトホテプは感じ取る。

「ああぁっ!ニャル子っ!出る……出ちゃうっ!」
「あれ、もう出ちゃいます?いいですよ、精液っ!いっぱい出してっ!」
「ニャル子ぉ!!!」
「ひあぁっ!!!」

180 :名無しさん@ピンキー:2015/12/27(日) 20:51:28.76 ID:0WXqBymb
「(あっ……すごい、いっぱい出されてる……)」
感極まった真尋に急に抱きつかれがっちりと抱き寄せられると性急な射精が始まる。
ペニスを際奥まで押し込まれ、子宮にどくんどくんと打ち付ける熱い脈動。
全身を密着させたまま、一番体の柔らかさを堪能できる体位で射精される。
ニャルラトホテプも覆い被さったまま腰をくねくねとくねらせ真尋の射精のお手伝い。
ひくつくペニスを何度も柔らかい膣肉で締め上げ、尿道に残る最後の一滴まで絞り上げる。
大量の射精で辺りには嗅いだだけで妊娠してしまいそうな濃い性臭が立ち込める。


「んふっ、真尋さん、ごちそうさまでした」
「うあっ!」
腰を浮き上げるとにゅぽん、とペニスが露わになる。
3日ぶりの濃厚な子種をこってりお腹にごちそうされたニャルラトホテプ。
その精液の味をお腹を撫でさすりながら子宮で堪能する。
だが繁殖力旺盛な粘っこい濃い精液は決して垂れてくることはない。
きっと危険日なら一発で孕んでいたであろう濃厚さ。

「でも真尋さんのおちんちん、まだ満足されて無いですよねぇ」
「ニャ、ニャル子……」
そう、愛液でてらてらと光るそれはよだれのように先端から残滓を滲ませ、未だ萎えることなく凶器のごとくそびえ立っている。

「いいですよ。ほら……ニャル子のおまんこ、真尋さんのおちんちんで柔らかくほぐされてますから、自由にしていいんですよ?」
ごろんとベッドに寝転び、陰唇をくぱぁっと開くと先ほど出されたぷりっぷりの白濁の塊が顔を覗かせる。
そのまま生殖器を晒し今度は真尋を誘い受ける。

181 :名無しさん@ピンキー:2015/12/27(日) 20:52:36.11 ID:0WXqBymb
「ニャル子っ……」
「んむっ!?……んっ……」
挿入、ではなくキス。
ニャルラトホテプにとってこれは予想外だった。
普段は奥手な真尋からするキスは二人にとって特別なものだ。

「(あっ……これ……、気持ちいい……)」
身体をぴったりと這わせたままのディープキス。
身体に感じる真尋の意外と引き締まった胸板と、下腹部に押し当てられる逞しい剛直の感触。
肉体だけではなく自分のことを求めてくれる。
それがニャルラトホテプの心を徐々に溶かしていった。

「んぁ……なっ、何するんですかもぅ……」
「ニャル子が好きにしていいって言ったんだからな」
「ひあぁぁ……」
間髪入れずにぐぷぐぷと音を立てて陰茎を沈みこまされる。


「ひぁっ、まっまひろさっ……無理しなくてもっ……、いいんですよ?」
「ニャル子もっ……僕ばっかりじゃなくて……、気持ちよくなっていいんだからな」
「んあぁ、あ……あぁあ……っ」
一度射精して余裕があるのかそのままぬこっぬこっと腰を掻き回される。
病み上がりの真尋に無理をさせまいとするニャルラトホテプだったが真尋の愛情を感じる言葉だけで体がとろけたように力が入らなくなってしまう。

182 :名無しさん@ピンキー:2015/12/27(日) 20:53:31.82 ID:0WXqBymb
「ニャル子……可愛い」
「ひゃうっ!きゅ、急に可愛いだなんて言わないでください!」
「くっ、でもかわいいって言ったら締まったぞ」
「こっ、これは違いますっ、んぁぁ」
「何度でも言ってやる。可愛いぞニャル子、好きだ、愛してる」
「ひゃぁぁ……あっ……あ……真尋さんが可愛いって……」
柄にもない真尋の愛の囁きにニャルラトホテプの体は完全に弛緩。
思わぬ反撃に無意識のうちに秘肉は締め付けによる極上のご奉仕をしてしまう。
下がり始めた奥の口を何度も亀頭で叩かれ、溢れ出した粘っこい粘液は二人のお腹が密着するたびにいやらしく糸を引く。

「ひあっ!……ああっ……あ……それっ、いいですっ」
腰を押し付けたまま円を描くような動き。
性知識に疎い真尋が見つけたニャルラトホテプの弱点。
カチカチになった亀頭で降りてきた子宮の入り口をこね回すように揉みほぐされる。
ウィークポイントを的確に刺激する動きにニャルラトホテプの身体は歓喜し始める。
自分こそ無理をしているのに快楽に顔を歪めながらも必死に腰を打ち付ける姿にお腹の奥がきゅんきゅん切なく疼いて仕方ない。

183 :名無しさん@ピンキー:2015/12/27(日) 20:54:25.96 ID:0WXqBymb
「ニャル子……出るっ!」
「きっ……きてくださっ、あああっ!」
「くっ!!!あぁっ!!!」
腰を完全に密着させるとニャルラトホテプ のナカで膨張した真尋のペニスは何度も脈打ち、二度目とは思えぬ濃厚な精液が爆ぜる。
眼前では愛しの真尋が顔をとろとろに蕩けさせながらも必死に射精を続ける。
そんな姿がつい愛おしくなり真尋の身体に絡めた肢体に力が入る。

「くっ……ぁ……」
「ひぁ……」
お腹の中にとくんとくんと注がれる愛の重み。
がっちりと抱き合ったまま最後の一滴まできっちり射精すると真尋の体の震えが止まる。
そして覆いかぶさるように果てる真尋。

「くっ……、あっ……ごめん、重かったか?」
「いえ、お気遣いなく。それに真尋さんの重みだと思うと幸せですから」
「そ、そっか」
事実真尋の重さは大して気にならなかったし、ペニスを埋められたままがっちりと身体を組み伏せられて密着していると全身が幸福感でどうにかなってしまいそうだ。
そのニャルラトホテプの言葉にただでさえ赤い顔がさらに茹で上がる。
照れる真尋はやっぱり可愛らしい。

184 :名無しさん@ピンキー:2015/12/27(日) 20:55:32.10 ID:0WXqBymb
「それより、まだ出来ますよね?」
「うあっ!」
にやにやと笑みを浮かべながら腰に絡ませた脚をぐねぐねくねらせる。
ヒダの蠕動による刺激に真尋の腰が浮き上がる。
だががっちりと咥え込んだニャルラトホテプの雌穴は雄の生殖器を決して離さない。
その刺激に柔らかくなっていた敏感なペニスは再び硬さを取り戻す。

「言ったな?もう容赦しないからな」
「ええ、お気の済むまで……ふきゃあ!」
言い終える前に容赦なく腰を打ち付けられてしまう。
いつもは真尋から散々精液を搾るニャルラトホテプであるが、この日ばかりは真尋の好きにさせることに決めたのだった。

185 :名無しさん@ピンキー:2015/12/27(日) 20:56:40.69 ID:0WXqBymb
事を終えた二人は再びベッドの中。
事後の気だるい雰囲気の中、こうして二人でいられることがとても幸せだとニャルラトホテプはつくづく思う。
それに子宮を真尋の愛でたぷたぷに満たされニャルラトホテプも大満足だ。
それに今はこうして見つめ合うことができる。

「今日の真尋さん、とっても逞しくてかっこよかったですよ」
「そりゃどうも……」
「それに私のことかわいいって言ってくれました」
「う……覚えてたのかよ。もうそれは忘れろ」
「いやんもう頭の中で永遠にリピートしちゃいますぅ!」
「お前なあ……」
これ以上はフォークが飛んできそうなので流石に自重するニャルラトホテプ。

紆余曲折はあったがこうして真尋の愛を再確認出来た。
憂いを帯びた瞳で真尋を見つめると、多少気恥ずかしそうにしているものの真尋もまた優しく微笑み返してくれる。

「真尋さん、浮気しちゃ駄目ですよ」
「うん、しない」
「私嫉妬深いんですからね。ただでさえ真尋さんは狙われやすいんですから」
「そしたらお前が守ってくれるんだろ?」
「はい、私はいつもニコニコ貴方の隣に這い寄る混沌ですから!」


─ ─ ─ ─ ─ ─ ─

おわり


そして…
─ ─ ─ ─ ─ ─ ─
おまけ

「ニャル子さ〜ん。私忠告したはずよね……?」
「ひぃぃぃぃ!?お、お義母さま、どうかお許しをっ!」
「母さん、いいんだ」
「真尋さん!?」
「これは僕が選んだ事だから……ニャル子をあまり怒らないでやって欲しい」
「ヒロくんも言うようになったわねぇ」
「真尋さん……!」
「ニャル子さん、ヒロくんを絶対に幸せにしなきゃダメよ?」
「はいっ、お義母様!真尋さん、だーいすきです!」

  • 最終更新:2016-01-05 22:24:06

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