なんか降りてきたんで書いてみた

50 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2012/04/24(火) 00:59:24.88 ID:Fm/r3bmY
なんか降りてきたんで書いてみた

「え?」
突然立ち上がった真尋さんがおもむろにわたしを抱き上げる。
「ちょ、ちょっと真尋さん?!」
慌てるわたしにかまわずそのままベッドへ歩いていく。
「え、えっとぉ……? きゃっ!」
とまどうわたしをやや乱暴気味にベッドに投げ下ろす。
「もう、真尋さ……え?」
真尋さんの顔があった。
私の顔の前数センチ、すぐ目の前に。
「え? えと、え? ま、真尋……さん?」
つい持ち上げようとした手を真尋さんの手が押さえ込む。
いつもと違うただならぬ雰囲気が流れる。
「あ、あの、あのですね。わたしとしてはこういうのは……」
「いや! 嫌じゃあ無いんですよ? むしろバッチ来いって感じなんですけど……」
「その、心の準備って言うか、ムードって言うかですね」
「ちょっとその、いきなり過ぎかなーなんて思っちゃったりなんかして」
「あっ! 嫌って言うんじゃないんですよ? 本当に」
「でも、あの、ちょっと……」
つかまれた腕にぐっと力が込められる。
「ど、どうしたんですか? 真尋さん……ちょっと怖いですよ?」
真尋さんはどんな言葉をかけても答えてくれない。
替わりに真尋さんの吐息が私の唇を撫でる。
体が少し震えて、わずかに涙がにじむ。
胸がこれまで感じたことが無いほどドキドキと高鳴る。
「真尋さん……、やさしく、してください……」
そう言って目を閉じる。
真尋さんに全てを委ねて、ただ待つ。
「嘘だ。バーカ」
「え?」
言うが早いか真尋さんは立ち上がって離れていく。
「え?」
…………
「えーーーーーーっっっっ!!!!」
「ここまでやっておいてそれは無いんじゃないですか?!」
「ここはビリビリーって剥いて、ズコバコっていくところでしょう?!」
「どこまでヘタレなんですか! 真尋さん!!」
「うっせぇ!!」
……
「あんな顔されて、出来るかよ」

キャラ把握が甘かったらすまん
今期のアニメから入った組なんで


  • 最終更新:2014-08-16 09:23:51

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