なんだか今日の真尋さんとっても優しいです

思いついたネタを投下します

おねだりニャル子さん

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391 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2016/07/09(土) 20:53:27.72 ID:AkXwEhn8
「ニャル子、入るぞ」
「あ、ようこそお越しくださいました真尋さん!」

ある夜、ニャルラトホテプの部屋を訪れた人物。
それは八坂真尋であった。
恋人が自分のことを求めて訪ねてきてくれたことにニャルラトホテプの顔から自然と笑みがこぼれる。

「まひろさぁん!」
「こっ、こら」
人目も憚らずに部屋の入り口で抱きつくニャルラトホテプ。
その姿はまるで主人に甘える子犬のよう。
以前の二人の関係からすれば罠に飛び込むのもいいところである行為だが、恋人となった二人にとってはもはや当たり前のことになっていたのだ。


「で、今日はどんなプレイでくんずほぐれついたしますか?」
「気が早いんだよお前は……それより何やってたんだ?」
「ああこれですか。惑星保護機構用の報告書です。今日中に仕上げないといけないんですよ。いやーこれがなかなか強敵でして」
「今日中って……じゃあさっさと済まさないといけないんじゃないか?」
「まあまあそんなのは後回しで」

392 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2016/07/09(土) 20:54:42.09 ID:AkXwEhn8
「そんなこと言っていつも問題を後回しにしてきたんじゃないのかお前は?」
「うぐっ……確かに私は夏休みの宿題を8月31日にやるタイプでしたが……いえ、そんなことより真尋さんとのいちゃラブのほうが大事です!」
せっかく結ばれた二人の関係。
ニャルラトホテプには貴重な時間を無駄にするわけにはいかないのだ。

「ニャル子の気持ちは嬉しいけどさ……それは僕のためでもあるんだろ?」
「まあそうですけど……」
「だったら早く終わらせちゃえよ。その、待ってるからさ」
「真尋さんがそこまでおっしゃるのであれば……」
確かにこれは惑星保護機構のエージェントとして真尋を守るためにも大切な仕事の一環でもある。
真尋の気遣いに渋々ニャルラトホテプは引き下がったのだった。

「では首を長くして待っててください。40秒で終わらせちゃいますから!」
「いや落ちついてやれよ」

393 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2016/07/09(土) 20:56:15.15 ID:AkXwEhn8
―――
「ニャル子、休憩しないか?」
ニャルラトホテプが報告書と格闘してしばらくのち。
地球での活動をいかにドラマティックに表現するか頭を悩ませ、真尋の貞操を狙う敵性邪神をフルボッコにするシーンが佳境に差し掛かったとき。
真尋はお茶を淹れて待っていてくれたのだ。

「ま……まひろさぁ~ん。うぅ……ニャル子感激です……」
「大げさだなお前は。砂糖は……二つでいい?」
「あ、お願いします。それにしても恋人の好きな数を覚えてくれているなんて……これはもう熟年夫婦の様相を呈してますね!」
「はいはい」
真尋が手渡してくれたカップを手に取ると芳醇な香りが疲れた体に染み渡る。
こうして甲斐甲斐しく世話を焼いてくれることがニャルラトホテプにとっては何よりも嬉しいのだ。

「なんだか今日の真尋さんとっても優しいです」
「ばっばか、僕はいつだって優しいだろ」
「あはは、そうでしたね」
以前はつらく当たられることもあったものの、結ばれてからというものはフォークは飛んでこなくなったしこうしていつも気にかけてくれるのだ。
羽目を外し過ぎると拳が飛んでくることがあるが。

「僕にはこれくらいしか出来ないからさ」
「いえ、そんなことありません!私はこうして真尋さんと一つ屋根の下で過ごせて毎日が充実してますから」
いくら邪神ハンターの母を持ち、0フレームのフォークの投擲が出来ようとも所詮は一般地球人であり、普段はニャルラトホテプに守られてばかりだ。
これは負い目を感じている真尋なりのもてなしのつもりなのだろうか。
だがそんなことせずともよいのに、とニャルラトホテプは思う。
ニャルラトホテプは真尋のそばにいられるだけで幸せなのだから。

「とっても美味しいですよ、真尋さん」
「どういたしまして」
あつあつのカップを両手で持ったニャルラトホテプは真尋ににこりと微笑みかける。
すると真尋も照れくさそうに微笑み返してくれる。
この時飲み干した紅茶の味はいつもよりとても甘く感じられたのだった。

「さあ続きがんばっちゃいますよ!」

394 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2016/07/09(土) 20:58:15.13 ID:AkXwEhn8
「終わったー!終わりましたよ真尋さん!」
「ん、おつかれさま、ニャル子」
「真尋さんのおかげでとっても捗っちゃいました!」
「それはよかったな」
「あの〜真尋さん、できればご褒美が欲しいかな〜なんて……んっ!!!」

頑張った自分へのご褒美をおねだりするニャルラトホテプ。
真尋に抱き寄せられると、唇に感じる柔らかい感触。
唐突に口付けを交わされたのだ。

「んぁぁ……」
「こ、これでいいか?」
「ふぁ……てっきり頭を撫でてくれるものかと……」
「そっちのほうがよかった?」
「ひあっ!……あうぅ……」
望み通りに頭を撫でてくれる真尋。
真尋をからかうためのほんの冗談のつもりだったのたが思いもよらぬ攻勢にニャルラトホテプもたじたじ。

「まっ、まひろさ……もう辛抱なりませんっ!」
「うわっ、馬鹿っ……やめろっ!」

395 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2016/07/09(土) 20:59:58.23 ID:AkXwEhn8
「にひひ〜」
「ああもう……」
そのままベッドにもつれ込むと真尋の胸に抱きつき体をもたれかける。
真尋の手は背中に回され優しく抱きしめてくれる。
間近に感じられる真尋の温かさにニャルラトホテプの心は一瞬で満たされる。

「なんかこれ……幸せですね」
「そうだな」
「あっ、真尋さんがデレました」
「うるさい」
真尋の胸に頬を擦り付けるとわしゃわしゃと頭を撫でてくれる。
口ではツンツンしていてもこうして愛情を示してくてくれるのだ。

「これ……気持ちいいです……とっても落ち着きます」
「そうか?僕は違うな」
「えっ……それは一体どういう意味ですか」
「こうしてると、すごいドキドキする」
「あっ、それは私も同じです」
「でも全然嫌じゃなくて、ずっとこうしていたいって思うんだ……おっ、おい」
「やっぱり今日の真尋さん優しいです」
「……かもな」
真尋の告白にニャルラトホテプの体は熱を帯びて熱くなる。
紅潮した頬を隠すように真尋の胸に顔を埋めると緊張している真尋の鼓動が感じられる。

396 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2016/07/09(土) 21:01:11.38 ID:AkXwEhn8
「あの……真尋さん」
「何だよ」
「おっきくなってます」
「しっ、仕方ないだろ」
先ほどからお腹に押し当てられるごつごつとしたもの。
いくらむっつりしていても所詮は青年男子。
猿のように盛ってもおかしくない年頃なのだから、愛する少女に間近に触れられるだけ……ましてやおっぱいまで押し付けられたら勃起しても仕方がない。
しかもそれは何度も味わってしまった極上の肉体。
それが目の前にあるのに我慢できるはずがあろうか。

今、目一杯よくしてくれた彼氏に恩返しする時が来た。

「優しい真尋さんにはニャル子がいっぱいサービスしちゃいますよ……?」

─ ─ ─ ─ ─ ─ ─

419 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2016/08/31(水) 21:06:10.08 ID:Yyqe6pxx
「きもちいーですか、真尋さん」
「んっ、んちゅっ……んぁ」
部屋に響くニャルラトホテプの甘く囁く声と、真尋の呻き。

真尋をベッドに仰向けにさせると、その横に陣取るニャルラトホテプ。
全裸で。

「おちんちんずーっとシコシコしててあげますから、我慢できなくなったら出しちゃいましょうね?」
「んっ、ん……」
お互い産まれたままの姿になり、乳房を咥えさせて硬くなったペニスを手で刺激する。
いわゆる授乳手コキである。

マニアックなだけに普段だったら恥ずかしがって絶対にさせては貰えない行為。
そそり立つ剛直をゆったりとしたペースで扱き上げ、羞恥心で顔を真っ赤にした真尋は目を瞑りながら必死に乳首にちゅうちゅうと吸い付いてくる。

420 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2016/08/31(水) 21:07:13.48 ID:Yyqe6pxx
「おっぱいおいちーですか?」
いつもであれば拳が飛んできそうなセリフだが、真尋は恥ずかしがりながらも素直に受け入れてくれる。
真尋の舌は乳輪を這い、乳首を吸い上げ、甘噛みして乳房を堪能する。
母性本能を刺激されるような、甘えるような真尋の愛撫にニャルラトホテプも体の奥が熱くなる。
ニャルラトホテプはそんな真尋が愛おしくてたまらないのだ。

「真尋さんはどこがきもちいいですか?ここですか?それとも……ここ?」
「んっ、んうぅっ!」
裏筋を弄ったり、敏感なカリ首を責めたり、とろとろと我慢汁を漏らす鈴口をぐりぐりと苛めたり。
真尋の耳元で囁き射精感を煽り、強い刺激は与えずに限界まで快感を与える。
真尋はペニスに与えられるもどかしい刺激を耐えるしかないのだ。

「おちんちんのミルクびゅーってしちゃいましょ?」
性急な刺激は与えず、ただ単純に陰茎を上下する。
それはゆっくりとだが着実に真尋をじわじわと射精に向けて追い込む。
真尋は腰を捩ったり、浮かせたりして必死に耐えることしかできない。
その様につい加虐心が刺激されるも、ニャルラトホテプはぐっと堪えて優しい手淫でペニスの射精感を高める。

421 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2016/08/31(水) 21:08:15.34 ID:Yyqe6pxx
「んーっ!んぁっ!!!」
「あっ、せーえき出せそうですか?いっぱい出してください……!」
ついに限界が訪れる真尋。
玉が上がりきり、亀頭ははち切れんばかりに膨らむ。
ニャルラトホテプは指先で作った輪っかで陰茎を包むと激しく上下に動かし、男が最高に心地よく射精できる状態に導く。

ビュクッ!ビュクッ!ビュルルルッ!
限界まで我慢した射精感が解き放たれる。
腰を仰け反らせ勢いよく飛び出した精液は宙を舞い真尋の胸にまで撒き散らされる。
放出中もニャルラトホテプは手の動きを緩めず、真尋が完全に射精し終えるまでゆるゆると扱き続ける。

「いっぱい出ちゃいましたね」
「っはぁ、ニャル子……」
「たくさんぴゅっぴゅできましたね……お疲れさまです」
「うぁ……」
脱力した真尋の腰がぐったりとベッドに沈む。
陰茎が柔らかくなり、最後の残渣まで絞り出したことを確認するとニャルラトホテプは手の動きを止める。

「おててべとべとになっちゃいましたよ?」
「うぅ……」
ニャルラトホテプの手から真尋のお腹の上までぶちまけられた、液体というよりは固体に近いゼリーのような塊の精液。
嗅いだだけで発情してしまいそうな雄の濃い性臭が部屋中に立ち込める。

422 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2016/08/31(水) 21:09:09.46 ID:Yyqe6pxx
「あむっ……はぁっ……すっごく濃いですね」
「ニャル子……?」
精液の付着した自信の指を口に含むと綺麗に舐めとる。
信じられないといった表情の真尋。
人によっては不味いと言うかも知れないが、ニャルラトホテプにとっては大好きな彼氏の精液は毎日でも飲みたいくらいクセになる。
特に濃厚なものは格別だ。

「きれいにしちゃいますね」
「だめっ、ニャル子……今敏感だからっ……はうぁっ!」
「んむっ……ちゅぷっ……」
真尋の訴えを無視して陰茎をぱくりと咥える。
射精後の敏感なペニスを口腔の粘膜で刺激され、とろけそうな顔の真尋を尻目におそうじフェラ。
一度出したもののまだ硬さを残したペニスの裏筋の溝からカリ首、尿道口まで丹念に精液をこそぎ取る。
ペニスへのご奉仕が終わると今度はお腹の上に出来た白濁の水溜りのお掃除。
ぴちゃぴちゃと音を立てながら、まるでミルクを飲む子犬のように綺麗に舐めとる。

「んはぁっ……ごちそうさまでした」
「あ……ありがと、ニャル子……っ」
節操なく射精してしまい、おまけに彼女に射精後の処理までされてしまった真尋。
羞恥心が最高潮に達し、顔を真っ赤にした真尋をニャルラトホテプは優しく抱きしめる。
その行動に真尋は一瞬体を硬くするもののすぐに緊張を解き、顔を隠すように豊満な胸に顔をうずめる。
先ほどとは逆転して甘えてくる真尋。
無尽蔵とも言える包容力で受け止め、肩で息をする真尋が落ちつくまでニャルラトホテプは優しく抱きしめていたのだった。

423 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2016/08/31(水) 21:10:09.87 ID:Yyqe6pxx
「いっかがでした、ご感想は?」
「もう二度とやらないからな……」
あれから火がついてしまった二人は何度も盛り、繋がりあい、愛し合った。
ややげっそりした真尋とは対照的につやつやで満足気なニャルラトホテプ。
その様に真尋な納得がいっていない様子だ。



「でも……気持ちよかったですよね?」
「……うん」
「はうぅ、新たな感覚に目覚めそうですぅ。将来私たちの赤ちゃんと真尋さんで私のおっぱい取り合いになったらどうしましょう?……いや、母乳プレイというのも捨てがたいですね」
「いや、ないからな」
「本当にそうですか?」
期待の眼差しを送るニャルラトホテプに対し真尋はむすりとした表情。

「おっぱい出るようになったら真尋さんにも飲ませてあげますからね!」
「そうかよ」
ぷいっと顔を反らせてしまった真尋。
否定しながらも真尋の瞳の中には僅かな期待感を覚えていることをニャルラトホテプは密かに感じ取っていた。
真尋が順調にデレ始めてきている。
これはのちに確信に変わるのだが。

─ ─ ─ ─ ─ ─ ─

つづく

  • 最終更新:2017-07-15 19:44:23

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