エイプリルフールにてご容赦を

お題を全部一遍にこなすのは難しいので
一つづつクリアしていきます

まずはエイプリルフール編

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527 名前: エイプリルフールにて……(前編) [sage] 投稿日: 2014/04/03(木) 00:46:57.28 ID:OYQ6oJdS
「ニャル子……結婚しよう」
真尋がニャル子にプロポーズをしたのは昨日のことだった。


「あっ!真尋さん、こっちこっち~~!!」
まだ雪の残る北海道の4月。肌寒い空気の中でもニャル子は元気だ。
公園の一角でぴょんぴょんと跳び跳ねてその存在をアピールしている。
防寒の用を為さない肩の出たセーターの下で高校生にしては大きな二つの膨らみがタプタプと揺れた。
「おや、顔が赤いですね」
「う、うるさいな」
丈の短いスカート姿ではしゃぐものだから、遠目からもチラリチラリと黒いものが見えていた。
回りを見渡すも、この時期に公園に足を踏み入れているのはニャル子と真尋の二人だけだ。

ホッとしたのは別にニャル子のショーツが他の男に見られるのが嫌だとかそう言うのではない。
「どこに向けて言い訳してるんですか、真尋さん」
「僕の心を読むんじゃない……で?」
真尋はむっとした顔でニャル子に聞いた。
一体昨日の今日で、ニャル子は何を思って真尋を呼び出したのか……と。


528 名前: エイプリルフールにて……(前編) [sage] 投稿日: 2014/04/03(木) 00:47:53.66 ID:OYQ6oJdS
『嫌です』
それがニャル子のプロポーズに対しての答えだった。


真尋は昨日から一睡もしていない。
正直放っておいて欲しかった。
「あの……怒ってますか?」
「別に怒ってない」
「本当ですか?」
「しつこいぞ」

胸がモヤモヤした。
ニャル子の顔がまっすぐ見れない。
穴があったら入りたかった……。



いや。

『穴』があったら……。

「真尋さん。昨日のことですけど」
ビキリと真尋の心に亀裂が走った。
「なんだよ」

「そのう……」
「だから、なんだよ」
ビキビキと心がひび割れる。

「ごめんなさい」
俯いたニャル子がそうとだけ言った。
「………」
割れた亀裂から何かが滲み出てくる。
「………」
「あの、真尋さん?」
「いや、いいんだ」
「えっと……」
「ニャル子……」
「は……い?!」
真尋は考えより先にニャル子の唇を奪っていた。
結構、強引に。


529 名前: エイプリルフールにて……(前編) [sage] 投稿日: 2014/04/03(木) 00:49:07.77 ID:OYQ6oJdS
「アン……こんなところで……っ!」
普段の自己主張の激しい声とは対照的な、抑えた甘い声音を真尋はもっと聞きたいと思った。
「見られたって構うかよ」
結界があるだろなんて言わない。

セーターの上から胸を揉んだ。
「ん……ふ!んんん!」
ニャル子は顔を強張らせると声を殺して悶える。

うなじを舐め、お尻に手を伸ばす。
「き、きいてます?!ひとの話し、ひゃああ!」
湿ったショーツをずらすと、指でその中をあらためる。

「ぐちょぐちょじゃないか」
「だって……だってえええ」
ニャル子が弱いポイントは知り尽くしている。
何度も何度も惨敗しながらコツコツと学んだ攻略法だ。

「さっき、昨日のこと怒って無いって言ったよな?」
「へ……ふぇ?」
トロけた顔で涙を流し始めたニャル子。その耳元でそう囁いた。

「ありゃ、嘘だ」
「にゃああああ!!」
挿入。


─ ─ ─ ─ ─ ─ ─

534 名前: エイプリルフールにてご容赦を [sage] 投稿日: 2014/04/06(日) 23:24:44.75 ID:ij8XEXAk
「あ……!お、おちんちんが!おちんちんがー……!!」
口をぱくぱくさせるニャル子。倒れそうになるその身体を腰に受け、挿入角度を調整する。
鋼鉄の様に堅くなった陰茎がニャル子の全体重を貫通力に変えて体内の奥深くまで侵入する。
そのあまりの気持ち良さと深さに、真尋の頭の中が真っ白になった。

「ひあああ!!」
ニャル子の下腹部。プニプニの皮下脂肪に指を沈めると、お腹の奥を堅いものが
腰のピストン運動に合わせてゴリゴリとうごめいているのがわかった。
真尋自身が見たこともない位に勃起したそれがニャル子のお腹で暴れまわっているのだ!

軽いニャル子の身体を片腕で持ち上げては、重力で腰に落とす。
鈴口が突き当たりに湿った音を立ててキスすると、コリコリの子袋が膣内を降りてくる。
お腹に触れた片手が、その動きを捕らえると真尋はフィニッシュに向けてラストスパートをかけた。

寒空の下で真尋の顔に珠の汗がこぼれ落ちる。
真っ白な息が、吸い付いたニャル子のおっぱいに吹きかかる。
「~~!!……ッ?!!~~~…うあああ!!!!」
声を殺しながらニャル子はイッた。頭を左右に激しく振り、射精のリズムに乗ってピクピク痙攣を繰り返す。
へたり込みそうになりながら全部を射精し終わった頃には、
繋がったままの結合部から滴り落ちた粘液が二人の足元に
強烈な臭いと湯気を立てる液溜まりを作っていた。


535 名前: エイプリルフールにてご容赦を [sage] 投稿日: 2014/04/06(日) 23:43:48.91 ID:ij8XEXAk
陰茎で熱々の膣内を捏ねくりまわす。ニャル子の奥で子宮が
精液のプールに浸った事を確認すると真尋はようやく動きを止めた。

「どうだ…っ。ニャ…子」
ゼェハァと肩で息を整える。
ニャル子は軽く、小柄で華奢である。それでも全体重を抱えてのセックスは真尋にも相当な重労働だった。

「も、もう一度だけ聞くぞ…」

一度だけ?
何度断られたって諦めるものか!
絶対に首を縦に振らせてやる……卑怯だと罵るならそうすればいい!
これで妊娠していないなら何度だって出してやる!

「余市と別れろっ!……僕と……結婚してくれ!」


「他に好きな人が出来たんです……」
ニャル子はそう言った。
あの時の真尋には勇気が無かった。
隣に居るのが当たり前。自分を愛してくれるのが当たり前だと思っていた。
プロポーズの言葉をぶつけたとき、真尋は無意識に思っていた。
ニャル子は喜んで受け入れてくれると。
それが叶わなかったとき、真尋は絶望して逃げ出した。

けど、決めた。ニャル子に呼び出されて、ニャル子の顔を見た瞬間。
どんな手を使ってでもニャル子を親友から奪い取ると決めた。


536 名前: エイプリルフールにてご容赦を 投稿日: 2014/04/06(日) 23:50:40.14 ID:ij8XEXAk
「結婚してくれ!ニャル子!!」
もう一度昨日の言葉を真尋はぶつけた。昨日よりも強く、想いを込めて。

「……あ、ふ……ふ、ふへ……へ……」
膣内射精を受けて、放心状態だったニャル子が泣き出した。
肩を震わせて嗚咽している。

「へへへ……へへ……」
しかしその嗚咽が笑い声に変わった。
いや、そもそも彼女は笑っていたのだ。
最初から。

「真尋さぁん!もぉ!カワイイんですからぁ!!」
「わっぷ!」
万力の様な力で真尋の頭はニャル子の胸に抱きしめられた。
甘い汗の匂いが真尋の鼻の穴から容赦なく入りこんでくる。

「くあああ!」
締め付けは上半身だけでなかった。ニャル子の脚が下半身をがっちり掴み、
深いところに挿れっぱの陰茎をニャル子のあそこが締め付け始める。

「もが、もががーー!?」
「何で……って、そんなの、真尋さんのおちんちんを気持ち良くすためでしょうよ」
「むご?!むごごぐむぐぐがむげごごご!!?」
「あん!もう、そんなの断るわけないじゃないですか~~」
「ぷはぁ!な、ナンデ?!」
「……真尋さん……ひょっとして、素でやってたんですか?」
「はぁ?」
「今日は4月2日ですよ……?」
「そ、それが!……あっ」

「ご……ごめん。ニャル子」
そうとしか言えなかった。

嘘だったのだ。ニャル子の言葉は……。
いくらなんでもと思った……でも、
そもそもがニャル子は真尋のプロポーズを嘘と思ったのに違いない。
酷いとしたら、よりによってエイプリルフールにプロポーズをした真尋こそデリカシーが足りなかったのだ。
とか、思っちゃってるようですね」
「くっ!」
図星すぎて逆に素直に認められない真尋だった。

「……笑いたければ笑えばいいだろう」
「………」
「ニャル……子?」
今度はふわりと抱きしめられる真尋。
背中に両手が回されて猫のように頭が胸にスリスリされる。

「幸せにして下さいね……」
「あ……う、うん」




「あ、おちんちんまた一段とおっきくなりましたね?」
「……ばーーか」


537 名前: エイプリルフールにてご容赦を [sage] 投稿日: 2014/04/06(日) 23:52:46.92 ID:ij8XEXAk
「お前……なんで結界解いてたんだよ」
真っ赤な顔の真尋がジト目で睨んでも、ニャル子はどこ吹く風。
愛おしむ様にお腹をさすりながらニヤニヤ笑う事をやめない。
「ひやあ~~びっくらしましたね~~まさかあんなところで余市さんと、珠緒さんと出くわすとは~~」

間一髪とはあのことだった。

「あ、八坂くーん!」
「やあニャル子さん」
前後からその声を聞いた瞬間。ニャル子の中に真尋は四度目の射精をした。
暖かいニャル子の中で脈打ち終わったそれを素早くズボンに仕舞うと、
いつの間にか身嗜みを整えたニャル子が、真尋の乱れた衿元を直して汗を拭き取った。
チュッとほっぺに口づけ。

「おー。おー。熱いねー!」
「その様子だと俺のメール。許してくれたのかな?」
今思えばタイミングの良すぎたカミングアウトメールに真尋は頭を抑えた。
「聞いたぞー!『八坂真尋、エイプリルフールに失恋!?
 恋人の新しいお相手は親友のY氏』だって?おもしれーことやってんなー!」
明らかに計画の立案者はコイツです。

真尋はただ、親友と悪友とニャル子との悪質なドッキリと、
自分自身の間の悪さとがないまぜになって一言……。


「えへへ」
「なんだよ」
「でも、よかったです」
「ん?」
「結婚しようって言ってくれたこと……嘘だと思って、ちょっぴり傷ついたんですよ」
「……」
ニャル子の肩に手を置くとニャル子は真尋の胸にまた、子猫の様にスリスリと頭を擦り寄せる。

「ま、いっか……」
真尋はまたそう言った。エイプリルフールはどんな嘘でも許す寛容さが必要な日でもあるのだ。

――涙を流しながら嘘をつく愛しい神様の顔を思い出せば、真尋がその嘘を許せない道理などないのだ。


─ ─ ─ ─ ─ ─ ─

エイプリルフール編は以上です。
お目汚し失礼しました!

  • 最終更新:2014-08-16 18:51:24

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