入れ替わりとか触手とか

890 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2013/05/06(月) 00:46:45.31 ID:VS9ErpiG
入れ替わってるときにニャル子の身体が暴走して触手だらけになって
真尋は耐えられずに意識を失い、クー子とニャル子が延々犯される。
そんなのを想像したが、入れ替わりとか触手とかってここ的には需要ないかな?

─ ─ ─ ─ ─ ─ ─

910 名前: 890 [sage] 投稿日: 2013/05/09(木) 22:22:53.17 ID:BsBupky3 [1/18]
「ん…ちゅっ……」
女性らしい柔らかさを持った唇が、真尋のそれに重ねられる。
生ける炎であるクトゥグア――クー子の、常人よりも高温の舌が口腔を舐る。
「ん~っ……!!」
抵抗しようにも頭はクー子の両手でガッチリホールドされており、どうにもできない。
「んふ…ニャル子の初めて、もらっちゃった」
「だから……中身は僕って……言ってるのに」
そう、今の真尋はニャルラトホテプことニャル子と身体が入れ替わっている。
よって今のキスも、傍目には美少女二人の濃厚なキスシーンに見える。
「少年、言ったはず。私のニャル子への愛は、体だけでもイケるって」
「…ついでにニャル子への愛はプラトニックだから、とも言ってたよな?」
「プラトニックな愛も、成就の時が来れば物理的接触を伴う。そう、今がその時」
言ってることは間違ってるとは思わないが、目の前の脳味噌固形燃料が言うと
なんとも都合がいい理屈のように聞こえる不思議。
が、今現在当事者となっている真尋からすればたまったものではない。
(くっ…一か八か大声でニャル子を呼ぶしか)
「少年。ニャル子なら来ない。厳重に縛って居間に転がしてきたから」
「おぉい!? 僕の体になんてことを!?」
思わず叫んでしまうが今真尋にできることはない。
縛られた部分が消えない痣にならないことを祈るしかない。

911 名前: 890 [sage] 投稿日: 2013/05/09(木) 22:23:28.48 ID:BsBupky3 [2/18]
「じゃあ続き。少年…今夜は寝かせない」
「ちょっ…おまっ……んっ!」
再び唇が重ねられ、熱い舌で舐られる。
と、真尋の頭をガッチリホールドしていた両手が一瞬離れ、右手で後頭部を押さえられる。
離れた左手は胸部――乳房へ向かう。
「んうっ!」
「プハ……ニャル子のおっぱい程良く大きくて柔らかい……!」
唇が離されるやいなやクー子の感極まった声を聞き、
どこが触られているか認識して真尋は妙に恥ずかしくなった。
「こ、こら! どこ触って…ひゃんっ!」
一瞬、未知の感覚に襲われ真尋は呆然とする。
そして視線を下に向けて何が起きたのか気づく。
――クー子が乳首を摘んでいた。
「……っ!!」
いい加減なりふり構っていられない。
そう判断した真尋はクー子を引き離すべく腕を突き出す。
が……
「えい」
クー子が両手で左右両方の乳首を摘む。
「ひゃぁっ」
再び未知の感覚で動きが止まる真尋。
「少年、いい反応」
うるさい。そう言おうとしたがイマイチ力が入らず声が上げられない。
真尋の抵抗が収まったと見るや、クー子は胸に顔を向け……乳首を甘噛みする。
「…はっ、ああぁっ!」
ゾクゾクとした震えが遅い来る。
真尋の理解力が状況を認識する前にクー子は右胸に吸い付き、右手で左胸を愛撫する。
そして空いた左手が太ももを撫で回す。
「っあぁ……くっ、んん」
わけも分からず己の口から漏れ出る嬌声に戦慄する。
(これって……感じてる? 僕が? ニャル子の体で?)
そう認識すると真尋の胸中に驚愕と自己嫌悪が湧き上がる。
ニャル子は真尋の体でトイレに行った際に、なにやらやらかしたらしいことが分かっている。
しかしだからといって自分がやり返していい道理にはならない。
にも関わらず今こうして、クー子に襲われているとはいえ、
ニャル子の体で感じてしまっている。
その事実が真尋の心に重くのしかかる。

912 名前: 890 [sage] 投稿日: 2013/05/09(木) 22:24:49.61 ID:BsBupky3 [3/18]
「ぅ……クー子…」
「はぁぁ…少年、もっと呼んで。蕩けきったニャル子の声で、私を呼んで……!」
なんということでしょう。
目の前の変態はさらなる発情を遂げつつあった。
そのせいかやたら熱い。
忘れそうになっていたがここは風呂場であり、
真尋たちは浴槽に張られたお湯に浸かっているのである。
発情したクー子の体温でお湯の温度がどんどん上がっている。
「ぅぁ……あ、熱………」
「熱い? 熱いよね、少年(と書いてニャル子と読む)。今準備する」
何を、と声を上げる間もなく、真尋はクー子に抱えられて浴槽からでる。
クー子は風呂場のタイルに、どこからか出したマットを敷きそこに真尋を横たえた。
そして真尋の上に覆いかぶさった。
熱に浮かされたように意識が朦朧としてきた真尋は、もはやクー子がなすままであった。
「さあ、少年。次のステージへ上がったよ。準備はいい? 答えは聞いてない」
そういうとクー子は右手を真尋の足の付け根へ向け、股の間を熱い人差し指で軽く撫でる。
「……っ!!」
すでに散々未知の感覚を体験した真尋の精神は、ここにきて更なる衝撃に晒される。
更にクー子は手のひらを使ってしつこく撫で回す。
左手が真尋の胸を揉みしだき、自己主張の激しくなった乳首をちろちろと舌先で舐る。
「……っ! くぁっ…!」
「ハァハァ、少年可愛い。可愛い可愛い可愛い。もっと私を感じて、私の愛を感じて…!!」
股間を撫でていた右手でそのままその割れ目――女性器を優しく開き愛撫していく。
割れ目を開き内側の襞をゆっくり右手の指でなぞるように撫でていく。
「ぁ……」
「少年」
クー子が真尋の耳元に顔を寄せて真尋を呼ぶ。
じわじわと馴染ませるように、ゆっくりと快感を与えられた真尋はぼんやりした頭でクー子の声を聞く。
「初めて……全部もらうね」
クー子はそう呟くと、女性器に添えた右手の人差し指と中指を膣内へ挿れていく。
肉壁を捏ね回すように指を動かす。
体の内側を弄られる感覚を、真尋はただ受け入れることしかできなかった。
そうこうするうちにクー子は一つの壁にぶつかる。
クー子の指がそこにふれた瞬間、真尋は小さい、しかし鋭い痛みを感じた。

913 名前: 890 [sage] 投稿日: 2013/05/09(木) 22:25:37.47 ID:BsBupky3 [4/18]
「っ…今のって」
「少年の初めて、いただきます…!」
クー子の言葉に真尋は今感じた痛みの正体を知る。
つまり処女膜である。
その事実に朦朧としていた真尋の意識が鮮明になっていく。
いくらなんでもこれは本気でマズイ。
邪神の体に地球人の常識が通じるかはともかく、
邪神(ひと)の体の純潔を勝手に失うのはマズイ。
しかしそんな真尋の焦燥も知らずに、クー子は指を進めようとする。
「っあ……クー子! よせ!」
「はぁはぁ……やめられない、止まらない」
クー子の目は完全にイッちゃっていた。
言葉では止まらない、しかし体は力が入らない。
どうしようもない?
このまま、ニャル子の純潔は本人の意思とは関係無いところで失われてしまう?
(そんなのダメに決まってるだろ!!)
真尋がそう思うと、体の感覚に変化が生じた。
力なく投げ出されていた両腕の感覚が変わっていく。
この数分の間に体験した名状しがたい感覚の数々とも異なる感覚。
そして、膣内に入り込んでいるクー子の指が動いていないことに気づく。
クー子の顔を見ると驚愕の表情に彩られていた。
「…少年、それ、何するの?」
「え?」
何するの? とはどういうことか。
クー子の視線は真尋の右腕に向けられている。
自分も顔を右腕へ向けてみる。
すると、そこにあるはずの右腕は存在せず、

右肩からは植物の蔦のようなものが5本ほどに枝分かれして生えていた。

914 名前: 890 [sage] 投稿日: 2013/05/09(木) 22:26:13.71 ID:BsBupky3 [5/18]
「………………………………はい?」
熱に浮かされていたような意識はすっきりクリアになっていく。
同時に目の前の現実が意味不明すぎて別の意味で朦朧としてきた。
「……………………ナニコレ……?」
思わずカタコトになってしまう。
ふとクー子が膣内に挿れていた右手の指を引き抜く。
そしてその名状しがたい蔦のようなものの1本を手に取る。
「少年、いつの間にニャルラトホテプ星人の変身能力を極めたの?」
「……………………ナンダッテ?」
「この触手はニャルラトホテプ星人の変身能力によるもの。よくニャル子がこれでオナニーしてる」
変身能力ってこんななのかとか、なんでニャル子の自慰行為の内容を知っているのかとか、
突っ込みたいことが色々あったが、取り合えず真尋はその辺はおいといた。
左腕を見ると同じように5本の蔦のようなもの――クー子が言うには触手らしい――が肩から生えていた。
触手の表面は体液のようなもので濡れているらしく妙にてかっていた。
「……………………」
今、真尋は自身のSAN値がごっそり減ったのを感じた。
と、クー子が触手の1本を自身の顔に寄せて……先端を口で咥えこんだ。
「ふひゃぁぁあ!」
またまた未知の感覚に襲われ、真尋は思わず声を上げてしまう。
「ん、れろ、ちゅ……やっぱり、敏感」
「ク、クー子、やめっふわあああ!!」
クー子は真尋の抗議も無視して一心不乱に触手を嘗め回す。
ぬるぬるの触手を口で扱き、さらに両手で扱く。
と、肩のあたりからじわじわと何かがせりあがる感覚を真尋は感じる。
例えようもない、何かが体を通って外に出ようとする感覚。
(…て、まさかっ!?)
嫌な予感がした真尋はその感覚を押さえ込もうとするが、
抵抗むなしくそれはクー子が頬張る触手を伝って外へ向かう。
そしてその感覚が先端へ達した瞬間、
「ウ、アアアアアアアアアアアアア!?!?!!?」
「ん、んぶぅぅうっ!?」
触手の先端から何かを放出する『快楽』に真尋は声を上げて達する。
そして、クー子は触手が口内に吐き出した『モノ』が喉につかえたらしく、噎せ返っている。
「けほ、けほ……少年、出すなら先に言って欲しい」
クー子が真尋に抗議の声を上げるが、真尋は聞いていなかった。
全うな地球人なら、いや邪神だってそうそう味わうことのない感覚である。
――肩から生えた触手から『射精』する感覚なんて。
「ハ、ハハハ、アハハハハ……」
真尋が力なく笑う。
何かが崩れるような感覚最後に彼は意識を手放した。

915 名前: 890 [sage] 投稿日: 2013/05/09(木) 22:26:48.15 ID:BsBupky3 [6/18]
「……少年?」
真尋は意識を失った。
まあ当然であろう。
人型のままならいざ知らず、邪神の体でしか得られない感覚なんて感じてしまえば。
真尋のSAN値が気にはなったが、意識を失っただけなら記憶を消すことで復旧は可能だろう。
クー子はそう判断すると、自分のすべきことに向き合った。
「うん。ニャル子の体の初めてをもらう。じゅるり」
性欲という名の性欲に彩られた表情を湛えて彼女は再び真尋に覆いかぶさる。
――が、その瞬間、10本の触手たちが彼女に絡みついた。
「……え?」
触手がそれぞれクー子の四肢に巻きつき、彼女の体を持ち上げる。
そして呆然とした彼女の足を開脚させ、その中央――クトゥグアの女性器に1本の触手が突き立った。
「っひぎぃ!?」
発情してある程度濡れそぼっていたとはいえ、彼女もまたニャル子と同じ処女である。
しかし触手はそこへ強引に、力任せに入り込み膣内を蹂躙していく。
「あ、ああ!」
最奥まで到達した触手は小刻みに振動しつつ内側を抉るようにかき混ぜる。
「あ! んあっ! イイよ、そこ! もっと強くしてイイよ!!」
愛しいニャルラトホテプの触手故か、破瓜の痛みも彼女は快感に変換していた。
クトゥグアの言葉を理解しているかは定かではないが、膣内に入った触手は攻めを更に強くする。
更に、別の触手がクトゥグアの後ろの穴――肛門に侵入した。
「あっ、くぁぁああ!!」
ぬめる触手は奥まで容易に入り込む。
しかしクトゥグアの顔に苦悶の色はなかった。
むしろその顔は快楽に蕩ける雌の顔をしていた。
「もっと深いところで繋がろう…! 宇宙の深遠が嫉妬するくらい深く繋がろう!」
その言葉とともに、横たわるニャルラトホテプの肉体は更に変化を遂げる。
両腕だけでなく、両脚と髪の一部も触手へと変化しその数を増やす。
そして無数の触手がクトゥグアへ群がり彼女の姿を覆いつくす。
「…!! ……!!!」
触手に覆われ姿が見えなくなる直前、クトゥグアの表情は幸せの絶頂のような笑顔だった。

─ ─ ─ ─ ─ ─ ─

922 名前: 890 [sage] 投稿日: 2013/05/11(土) 03:16:24.34 ID:tDRO/wny [7/18]
ニャルラトホテプことニャル子は焦っていた。
先ほど自身と体が入れ替わった、愛する真尋少年が風呂場へ入るのを確認した。
そしてニャル子は手早く洗い物を片付けると、すぐさま風呂場へ向かう準備をした。
しかし、それは阻まれた。
もう1人の同居邪神であるクトゥグア――クー子によって。
目的は分かっている。
クー子は普段から自分のことを愛してるだの、赤ちゃん作ろうだの、
実に頭おかしいとしか思えない妄言を連発している。
――同じことを自分が真尋に言ってることについては触れてはいけない。検閲される。
ともあれそんなクー子は恐らく、中身が入れ替わっている自身の肉体だけでも
純潔を奪うとか、既成事実を作るとか、何かしらの行為に及ぼうとしているのだろう。
中身が入れ替わっているせいで、真尋も自分も本来の能力を発揮できないハズだからだ。
なんという恥知らずか。
――体が入れ替わったとき、自分は真尋の体でちょっと自家発電を行ったがそこに触れてはいけない。検閲される。
ともあれそんな欲望剥き出しのクー子によって、
真尋の体のニャル子は亀甲縛りの上からグルグル巻きに縄を巻かれていた。
態々亀甲縛りの上から縛る意味が分からなかった。
「ふんすっ! わぁぁぁああ! ……ベネ(よし)」
ニャル子がもぞもぞと体を動かすと縄が解けて床に落ちる。
どうもクー子は真尋の体に配慮して手加減していたらしい。
(そんなところに配慮するくらいならとっととフォマルハウトに帰れってんですよ。
 どこまでも私と真尋さんのラヴチュッチュLIFEを邪魔しおってからに!)
床に転がっていたのもあって体が少々痛むが、ニャル子は風呂場へ急ぐことにする。
「待っててください、真尋さん! クー子なんかより私とまぐわいましょう!」
そしてクー子には極限の絶望をくれてやることを誓うのだった。

923 名前: 890 [sage] 投稿日: 2013/05/11(土) 03:17:40.40 ID:tDRO/wny [8/18]
到着した風呂場はひどい有様だった。
タイルに敷かれたマットには、触手をガッツリ生やした自身の体が寝転がっている。
触手に変化した髪の隙間から顔が見えたが、真尋は意識を失っているらしい。
そしてその触手に持ち上げられ、姿が見えないほどぐるぐる巻きにされているのがクー子だろう。
触手は静かに蠢動しており、おぞましいことに絶えずクー子を責め続けているらしい。
塊となって宙に浮いている無数の触手の隙間から色々な液体が零れている。
真尋の意識がないにも関わらず触手が動いているのは、つまるところ暴走状態である。
あの形態で1人遊びをするときはかなりハードなことをしていたので、
そのときの記憶が体に残っていた可能性が微レ存。
その予想が正しければ、欲望を処理する対象として近くにいたクー子が襲われたのだろう。
多分あいつは喜んで受け入れただろうが。
普段ならなんともないはずの光景に、ニャル子は自身のSAN値が減りつつあるのを感じ取った。
自身の体が愛する真尋の――地球人のものなせいか、今すぐこの場から逃走したいくらいである。
しかし、だ。それでは何も解決しない。
放っておけばそのうち真尋は目を覚まし、SAN値が絶対零度以下となる可能性が高い。
そうなっても一生付き添う覚悟はあったが、そうならないに越したことは無い。
ではどうやって解決するのかというとそれもすぐには思いつかなかった。
なにせ予想よりも遥かにマズイ状況である。

クー子は姿が見えないほど触手に覆われている。

真尋は意識を失っている。

そして自分は真尋の体で宇宙CQCは使えない。

「あれ? ひょっとして今の私に残っているのは、絶望という名の孤独…?」
KOOLになれニャル子。素数を数えて作戦を練るんだ。
……………………
………………………………
…………………………………………
出直そう、そうしよう。
決めれば後は早かった。
クイックターンで180度回転して立ち去ろうとする。
が……

924 名前: 890 [sage] 投稿日: 2013/05/11(土) 03:18:17.10 ID:tDRO/wny [9/18]
「ん?」
右足に何かが巻きつく感触。
ぬるっとして細いそれはまさしく。
「しまったぁぁぁああ!?」
無数の触手のうち1本が右足首に絡み付いていた。
ちなみに今のニャル子は、真尋と色々致すつもりだったので服を脱いで腰にタオルを巻いた状態である。
素肌にベットリついた触手の感触が気持ち悪かった。
「うぇっ。私の触手ってこんな感触なんですか……ちょっとショックですね」
とか言ってる間に引っ張られて、背中から倒れてしまう。
「あイタ!」
マズイ、ディ・モールトマズイ。
クー子を止めて真尋とまぐわうことだけ考えていたので抵抗手段がまるでない。
現在進行形でクー子が蹂躙されているが、それでも余った触手は見える範囲で5、6本はある。
と、その余った触手がこちらへ向かってきた。
「ぬおおお!? いけません、ここでここでやられてパラライカっ!?」
ずるり、とよく濡れた細い触手がニャル子(真尋ボディ)の尻穴に侵入した。
恐らく初めからそれが狙いだったのだろう。
いつも自分でするときよりも圧倒的に細かった。
「ちょ、待ちなさい! 私がしたり真尋さんが自分からするならともかく、勝手にされるのはアグッ!?」
侵入した触手が内側を撫でる。
ニャル子も知識では知っていた。
今触手が触れている場所、男性が性器以外で感じる数少ない部分。
前立腺である。
「んぉぉおっ………こ、これは…………なんとも」
自身の1人遊びとはまるで違う感覚に背筋が震える。
それにあわせて股間の分身ともいうべき肉棒が反応し、別の触手がそこに近寄ってくる。
「んんっ、な、何をする気ですか……?」
自身の触手が男性器に対して何をするつもりなのか、予想がつかず思わず訊ねてしまう。
すると。

925 名前: 890 [sage] 投稿日: 2013/05/11(土) 03:19:07.63 ID:tDRO/wny [10/18]
くぱぁ……

「んなっ!?」
近づいた触手は先端を、花の花弁のように開いた。
その花弁の内側は女性器の襞のようになっており、中央の空いた穴は膣そのものだった
まさに男性器を咥えこむのに実に相応しい形状だった。
しかし、ニャル子は訝しむ。
なぜならそんな触手の変身、自身は行ったことがないからだ。
知識として得ていた、ということもない。
そういうエロゲーや成人マンガなどにも心当たりはないのだ。
では目の前のこれは何か?
そんな風に疑念を抱いていると、触手は花弁からぬらぬらと粘液を垂れ流しながら男性器に近づく。
「ハッ! 流石にそれはマズイですって! なんか帰って来れなくなる自信がありますよ!?」
そんな些細な抵抗もむなしく、触手はニャル子の男性器を飲み込んだ。
「くっうぁぁああ!!」
温かい。そして柔らかい。それでいて細かい襞が絡み付いてくる。
少し間をおいて、触手はゆっくり肉棒を吐き出そうとする。
「はぁぁぁっ……! あ、ああ!」
先端の花弁が閉じて亀頭を包んだ状態まで戻る。と、今度は再び肉棒を飲み込んでいく。
「んくぁぁああ!」
気持ちいい。
自分でしたときよりも遥かに気持ちい。
耐えれない。
ほんの1往復しただけなのに、もう耐えられない。
「で、でる、でちゃいます!」
言うが早いか、ニャル子は肉棒を咥えこんだ触手の中に射精する。
射精後の放心状態んまま、ニャル子は触手を見る。
すると、触手の管がぽっこり膨らんでいる。
まさか吐き出された精液なのだろうか。あんなに膨らむほど出したのだろうか?
と、膨らみは触手の内部を通って移動していく。
なんとなくそれを目で追っていくニャル子。
「……ほえ?」
そこで気づく。
今の触手がどこから生えていたのか。
―――膨らみが触手の根元、ニャル子ボディのヴァギナの中へと飲み込まれていった。
「んなっ!!?」
ヴァギナ、つまり膣である。
その奥に何があるか。言うまでもない。子宮である。

つまり、
真尋の精子は
ニャルラトホテプの子宮へ

926 名前: 890 [sage] 投稿日: 2013/05/11(土) 03:19:49.22 ID:tDRO/wny [11/18]
「~~~っ!!」
声にならない声を上げる。
単純に事実だけ受け取るなら既成事実のできあがりであり、
真尋の赤ちゃんを産むことができるかもしれない、ということだ。
いや、自分が本来の状態ならば、受け取った精子を卵子へ導いて一発受精も可能である。
しかし現状はそうではない。
ニャル子にとって今の状況は、

―――暴走した自身の体が、勝手に交配を行った。

それが事実である。
自分の意思で、そして真尋との合意の上で致したかったニャル子にとって、
最悪な結果になったといっていい。
こうなる前に止めたかったという後悔が、
一瞬、真尋の子種を受けたことに喜んだことへの自己嫌悪が、
ニャル子の心を暗く満たす。

927 名前: 890 [sage] 投稿日: 2013/05/11(土) 03:20:35.87 ID:tDRO/wny [12/18]
ふと、目を覚ました。
いつから寝ていたのかと疑問を感じるが、意識を失う前の記憶が曖昧だった。
次に感じたのは「ここはどこか」ということだった。
妙にふわふわして温かい感じがする。
次に、体の感覚が妙なことに気づく。
寝ていたのなら腕や脚が布団に、あるいは床についてる感覚があるはずである。
しかしそれがない。
もしかしてまだ夢の中なのだろうか。
明晰夢……とは少し違うか。
自分が夢を見ているとはっきり断言できるわけではない。
しかし夢ならばこのふわふわした感覚も納得できる。

その瞬間、真尋は下腹部に強烈な衝撃を感じた。

(……っ!?)
未知の感覚。いや、知っているが寝ぼけているだけなのか。
どちらにしろ、今の衝撃が真尋の意識を徐々にクリアにしていく。

そうして視界に入ったのは、風呂場の天井と、無数の触手だった。

「……ハ?」
最初は意味が分からなかった。
が、クリアになった頭が意識を失う前の光景を鮮明に映し出した。

今の自分はニャルラトホテプの肉体で、
風呂場でクー子に襲われて、
両腕が触手に変わってしまった。

「ァ……」
そこまで思い出すと、今度は先ほど下腹部に訪れた衝撃の残滓が脳を焼き始める。
焼かれた脳はクリアな意識に靄をかけていくようだった。
下腹部から感じるのは疼き。その疼きの正体を真尋は知っていた。
意識を失う前、腕が触手に変わる前、クー子がこの体の女性器に指を入れたときの感覚。
あのとき、女性器の奥にある部分。つまるところ子宮がわずかに疼いていた。
そして今、靄のかかった頭でハッキリと認識する。
今度は疼いているだけじゃない。悦んでいた。
この体の子宮は快楽を感じていた。
それを認識した瞬間、真尋は別の感触も得ていた。
すなわち、体から無数に生えている触手たちの感覚である。
「ウ、ウァァアア!!」
「ま、真尋さん!?」

928 名前: 890 [sage] 投稿日: 2013/05/11(土) 03:21:29.58 ID:tDRO/wny [13/18]
近くで声が聞こえた。しかしそちらに意識をやる余裕はなかった。
触手が送り込んでくる快楽に真尋は必死に耐えた。

口腔を犯し、粘液を吐き出す。
直腸を蹂躙し、かき回す。
膣内を侵食し、子宮を触手で満たす。

今現在、暴走したこの体がクー子に行っている責めの数々だ。
触手の1本1本は男性器のような感触がある。
しかしそれも生えてる部分が問題だった。
受ける感覚が馴染みのあるものでも、その感覚がありえない経路を通って送られてくるのはかなり怖い。
結局未知の感覚扱いである。
また、男性器らしい吐き出す感覚の中に一つの違和感があった。
それこそ、下腹部から感じていたものだった。
真尋が目を向けると、下腹部、女性器からどうやら触手が生えているようだった。
「………」
それを目で追うと、

なんか、自分がそこにいた。

「エ…?」
なぜ自分がそこに?
いや、思い出せ。あれは……そう、体が入れ替わったニャル子だ。
なぜニャル子がここに? 確か縛られて転がされていたはずでは?
それに、なんで、
なんで自分の体の男性器に触手がくっついているのか。
「……ナア、ニャルコ」
「は、はい、なんでしょうか真尋さん」
「ソレ、ドウイウ状況?」
なにやら自分の声がおかしいような気がするが、そんなことを気にする余裕はなかった。
「え、ええと。クー子に縛られて転がされていたんですが」
「ウン」
「なんとか解いて様子を見に来たんです」
「ウン」
「しかし時既に遅し。阿鼻叫喚の惨状を前に私は一時撤退を実行しました。……しようとしました」
なるほど。それで暴走していた触手に捕まったわけか。
「ナンデ、裸ナンダ?」
「いや~、クー子を止めて真尋さんとまぐわおうかと思ってたんですが」
なるほど。それで暴走していた触手に男性器が捕まったわけか。

929 名前: 890 [sage] 投稿日: 2013/05/11(土) 03:34:05.47 ID:tDRO/wny [14/18]
ふと、靄のかかった頭がなにやら思いつく。
実になんとなくではあるが、真尋は今ニャル子の男性器を咥えこんだ触手に意識を集中してみた。
すると、触手が僅かに動く。
「くっうぅん…!」
ニャル子がたまらず声を上げた。
……気持ちいいのだろうか?
更に意識を集中すると動かし方が分かってきた。
そして、触手から肉棒の感覚を感じ取る。
「ンッ……」
「あうっ、ま、真尋さん?」
ニャル子が困惑した声を上げる。
女性器から生えた触手はそのまま女性器の感覚を持っているらしく、
クー子に指を入れられた時に近く、それでいてあの時よりも強い快感を感じていた。
―――気持ちいい。もっとしたい。

「ハッァァ……!
「ま、真尋さん! 流されちゃダメですよ! 気をしっかりもってください!」
「……ウン、ソレ無理」
そう宣言すると真尋は触手の内側の襞を思い切り動かした。
「はひぃ!?」
ニャル子が大きく声を上げる。
外からは全く動いていないように見えるが、内側は回転・振動・締め付けを不規則かつ高速で行っている。
ほどなくして限界は訪れた。
「やぁああ! でちゃう、でちゃいますっ! 真尋さぁん!!」
「ンゥゥウ…! コレ、スゴイ!!」
吐き出された精液は触手を通って再び子宮に収まった。
その瞬間、なんともいえない絶頂感を味わう。
(ああ、いいなこれ。ニャル子もいつもこんな気持ちいいことしてたのかな)
クー子を犯す触手はそのままにして、今度はニャル子を自分のもとへ引っ張ってくる。
「……真尋さん」
「ニャル子……まだ足りないんだ。物足りない。ダカラ、モット……」
「………いいですよ、真尋さんが自分の意思でしてくれるなら、私はバッチオーケイです」
元の体だったらなお良かったんですけどねー。
そう呟いてニャル子はなすがままになる。
真尋の頭は相変わらず靄がかかっている。
一度クリアになったはずなのに、その靄は消えてはくれなかった。
まるで何かを覆い隠すかのように。

930 名前: 890 [sage] 投稿日: 2013/05/11(土) 03:37:34.43 ID:tDRO/wny [15/18]
「……ニャル子」
「……真尋さん」
真尋は触手と化した手足の根元に新たに手足を生やした。
女性器の触手はニャル子のモノをくわえ込んだまま、真尋の中へとゆっくり収まっていく。
触手の長さがだいぶ短くなってきたとき、仰向けに寝かせたニャル子の上に跨った。
そして、そのまま、ニャル子(真尋ボディ)の男性器を、真尋(ニャル子ボディ)の女性器へと導いた。
「んっ、くうぅぅう!」
「ふあぁあ!」
処女膜が破れる感覚を真尋は感じ取る。
不思議なもので、触手が膣内に収まると同時に処女膜も復活していた。
全く持って都合のいい体である。
「…真尋さん、大丈夫ですか?」
「……んっ、ちょっと痛い……」
ぶっちゃけ強がりだった。かなり痛い。
そしてその痛みをもってなお、靄のかかった頭はそのままだった。
一体自分はどうしてしまったのか。
「……く、ふぅ」
少しじっとしていると次第に痛みも落ち着いてきた。
まあ現在進行中でクー子を犯しっぱなしなので、そちらに意識を集中することで女性器がすぐに濡れてきたためでもある。
「ん、真尋さん。動けますか?」
「……うん。動くよ」
ゆっくりと、真尋は腰を動かした。膣内の襞もうねうねと蠢いている。
体が入れ替わった状態での行為は、真尋とニャル子に実に倒錯した興奮を与えていた。
「うっん……くぅう……!」
「はぁはぁ……イイ、です。イイですよ真尋さん」
昂ってきたのか、ニャル子は下から真尋を突き上げ始める。
「くぅん!」
子宮口と亀頭がキスをする感触に真尋は思わず嬌声を漏らす。
「ふ、ふふ。真尋さん、可愛いですよ」
「あ、はぁ。それって、自画自賛にならないか…?」
「そんなことはありません。たとえ体が入れ替わっていても、中身が真尋さんだから言うんですよ」
「んうっ、はあっ! ニャル子ぉ! ニャル子ぉお!」
真尋はすっかり腰を振るのに夢中になってしまう。
ニャル子がふと頭上の触手塊を見ると、そちらも動きが大きくなっていた。
真尋はもうすぐ全身で達するのだろう。
自分の体だから分かる。地球人があれを味わえば恐らく病み付きになる。
そうなるともう元の体に戻りたくなくなるかもしれない。
しかし、それならそれでもういいかもしれない。
ニャル子は真尋を愛している。その事実は決して変わらない。
真尋がニャル子の体に愛着を持ってくれるならば、それはニャル子にとっても喜ばしいことだった。
「あっはあ! 真尋さん! そろそろイッちゃいます! 私イッちゃいます!!」
「あぁん! イこう! 一緒に!! 全部っイッックゥゥ!!」
ニャル子が一際大きく突き上げ、真尋が深く腰を沈めたところで、二人は同時に達した。
吐き出された欲望が全て子宮へ収まっていく。
全身を満たす充足感に真尋は体を弛緩させてニャル子に倒れこむ。
ニャル子も疲れ切ってはいるが、その体を優しく受け止める。
と、ニャル子ボディから生えていた触手が全て引っ込み始める。
絡めとられていたクー子も開放され、ゆっくり降ろされる。
が、ニャル子はそっちは無視した。
なにやらすさまじく痙攣していたようだが知ったことではない。
真尋は靄のかかった頭で思う。
(これはもう言い訳できないよな……)
ニャル子の体で思う存分名状しがたい冒涜的な性行為を満喫してしまった。
おまけに中身がニャル子とはいえ自分を相手にして、である。
あとおまけでクー子も、実に長時間……かどうかはよく分からないが絶えず犯しっぱなしだった。
というか今思い返せばクー子はずっとイキっぱなしだったのではないか。
いくら邪神といえども壊れてしまったのではなかろうか。
そこまで考えると、真尋の頭の中の靄が大きくなる。
疲労による強い眠気が襲ってきた。
意識が急速に遠のいていく感覚に抗うこともできず、真尋は眠りについた。

931 名前: 890 [sage] 投稿日: 2013/05/11(土) 03:41:13.23 ID:tDRO/wny [16/18]
目を覚ませばそこはベッドの上だった。
「……あれ?」
見覚えのある天井。間違いなく真尋の部屋だった。
上体を起こして周りを見てみるがやはり自室である。
そして自身の体を見て探る。

細い腕
豊かな胸
長い銀髪
そしてその髪から飛び出たくせ毛

間違いなくニャルラトホテプ星人のニャル子の体だった。
「……えと、何してたっけ?」
寝る前になにをしていたか思い出せない。
ニャル子の体で四苦八苦しながら体を洗って、風呂に入ったところまでは覚えてる。
――しかしそこから先はダメだ。靄がかかって何も見えない。
「………なんなんだよ、くそっ」
つい悪態をついてしまう。
とりあえずじっとしててもしょうがないので、起きて着替えようとしたときだった。

――――くちゅっ

と、自身の股のあたりから妙な音が聞こえた。
「………………………………」
恐る恐る布団をめくってみると、

股間のあたり、パジャマが濡れていた。

「………………………………………………………………え?」
布団を見るとそちらは特に濡れた形跡はない。
つまり、漏らしてしまったわけではない。
ではなぜ"そこ"は濡れているのか。
知識だけではあるが真尋には思い当たることがあった。

つまり、男の夢精と同じ。淫夢による生理現象である。

「~~~~っっっ!!!!」
全身が熱くなる。
そして強い自己嫌悪に陥る。
――ニャル子の体で勝手に発情した。
そう認識するとすぐに服に手をかけた。
早く脱いで、汚れたパジャマを洗濯してしまいたかった
しかし、すぐ思いとどまる。着替えがないのでは脱いでも意味が…………あった。
ドアの脇に小さなカゴに入れられて、ウチの学校の制服(ただし女子生徒の)が、
これまた女物の下着とともに置かれていた。
用意したのはまあ、ニャル子だろう。
それを目に留めた真尋はすぐさま着替えることにした。

932 名前: 890 [sage] 投稿日: 2013/05/11(土) 03:47:29.90 ID:tDRO/wny [17/18]
着替えは少々手間取ってしまった。
なにせブラジャーなんぞつけたことないし、スカートだって履いたことはない。
いつもなら嬉々として乱入してくるであろうニャル子も今日はやってこなかったし。
着替えが終わった真尋は1階に下りてまず脱衣所へ向かい、
パジャマと下着を洗濯機へ突っ込み、その後居間へ向かった。
居間に入ると、朝食の香ばしい香りが漂っていた。
「……少年、おはよう」
「あ、クー子おはよう」
居間に入ってすぐクー子に挨拶される。
なにやら携帯を弄っており、挨拶もそこそこにすぐ視線を手元に戻していた。
「あー、起きましたか真尋さん。おはようございます」
と、調理場から真尋ボディのニャル子の声が聞こえた。
「あー、うん。おはよう」
ニャル子は丁度朝食を用意し終えたところのようだった。
トースト、ベーコンエッグ、コーンスープ。
実に普通の食事だ。材料も問題ないようだ。
「さあ、テーブルに並べていただきましょう」
「ああ」
ニャル子を手伝って朝食をテーブルに並べることにする。
それに気付いたのかクー子が一足早くテーブルについた。
「ちょっとクー子、あんたも手伝いなさいよ」
「……大丈夫。少年はできる子」
意味が分からなかった。

なんとはなしに食事を進める。
その途中、昨日の記憶が途中から抜け落ちてる件について思い出す。
「なあ、ニャル子」
「はい、なんでしょう?」
「昨日さ。風呂に入ったところまでは覚えてるんだけど、その後気付いたら部屋で寝てたんだ。
 昨日、何があったんだ?」
と、ニャル子は一瞬驚いたような表情をした。
が、その表情はすぐに消え去り、笑顔で答える。
「真尋さん。慣れない体でのお風呂だったせいでしょうか。のぼせちゃってんですよ。
 で、私がパジャマに着替えさせてお部屋へお連れしました」
……そうなのか?
ニャル子の言葉を聞くと、強い疑念が湧き上がる。
しかし頭に靄がかかる。思わず頭を右手で押さえて振り払うように頭を振る。
「真尋さん?」
「……少年?」
二人がきょとんとした表情でこちらを見る。
……ニャル子の言ってることは筋が通ってるし、疑う点はない。
(考えすぎだよな)
「そっか。ありがとな」
それでこの話は終わりだ。

933 名前: 890 [sage] 投稿日: 2013/05/11(土) 03:48:54.26 ID:tDRO/wny [18/18]
真尋の記憶操作は問題なく完了したようだった。
ニャル子が用意したカバーストーリーをしっかり受け入れている。

――あの後、後始末自体はすんなり終わった。

真尋と自分の体をきれいにして、クー子に用意させた記憶消去フラッシュで記憶を消去し今に至る。
ちなみにクー子はほぼイキっぱなし状態だったにも関わらず、割とすぐに復活した。
ニャル子は思い切りブッ飛ばすつもりだったが、
真尋の体ではたいしたことはできないので、元の体に戻ってからにすることにした。
「全く、あんたのせいで無駄な労力を使いましたよっ」
「……でも、少年もニャル子も楽しんでた」
「ブッ転がしますよ、ゴラァ!」
そりゃあのときはこのままでもいいかと受け入れたりしたが、
冷静になると仕事の問題とかあるし、そのままというわけにはいかなかった。
なにより、
(やっぱり私は真尋さんに"愛されたい"んですよね)
さっさとイス香には精神交換機の充電を完了してもらいたかった。
とはいえ焦っても仕方ないことではある。
今は学校へいくことを考えよう。


全て終わって元にもどった真尋が、その夜触手に犯される淫夢を見るのだがそれは別のお話。

─ ─ ─ ─ ─ ─ ─

934 名前: 890 [sage] 投稿日: 2013/05/11(土) 03:52:02.92 ID:tDRO/wny
以上で終了です。
出来上がってからみるとなんかまとまりがないような・・・。

まあ、とりあえずTSとか触手とか好きです。
こう変幻自在の異形な女の子とか最高だと思います。

  • 最終更新:2014-08-16 14:05:02

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