覗きよれ!ニャル夫くん

もそもそ書いてたの1本書き上げたんで投下させてもらいます
ニャル夫メインだけどまひニャル
バカエロっていうかバカ+エロ
ニャル夫兄さんはいいキャラしてるんでまた出るべき

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138 名前: 覗きよれ!ニャル夫くん [sage] 投稿日: 2013/06/30(日) 01:34:29.57 ID:aB9jBjY8
拝啓、父よ母よ妹よ……ニャル夫は元気です。
妹の手によりブタ箱入りして幾星霜……いやちょっと盛った、実際は数週間……。
ここでの生活はとても厳しく、外にいた頃を何度も夢に見る。
あの頃は、父も母もニャル子ばかり目にかけ、ニャル子ばかり可愛がり、
ニャル子が、ニャル子さえいなければ、ニャル子、ニャル子、ニャル子ぉぉぉおおお!!!
というわけで脱獄してやったわ、
フゥーハハハ!
待ってろよニャル子!今度こそ兄の前に這い蹲らせてやる!

*****

てなわけで地球までやってきた。
どうやってここまで来たかは気にするな、今度たっぷり語ってやる。
今はニャル子を倒すことが先決だ。
どうやらニャル子は地球人の家を占拠しているらしい。ヤツのやりそうなことだ。
きっと公務員の権力を使って好き放題しているに決まってる。
くそう、公務員がそんなに偉いのか!?
……ととっ、そんなこと言ってる場合じゃなかった。
まずは敵情視察だ。
敵を知れば百戦危からずというしな。(意訳「現状めぼしい作戦がない」)
大学なんぞ出ていなくともこのくらいの知略は朝勃ち前だ。

さて、ニャル子の潜伏する民家までやってきたが……。
私は同じ過ちを繰り返すような真似はしないのだ。
ひとまず庭にまわって中を覗いてみる。
ここはリビングか。
カーテンの隙間から覗くと、奴はいた。
ソファの上、あの忌ま忌ましいにやけ顔で地球人の男に這い寄っている。
「ふふふ、都合良くクー子もハス太君もお母様も出払った今……ここからは大人の時間ですよ真尋さん。
私の下の口に真尋さんのミルクを飲ませてください。
うふ、ミルクなのに大人ってちょっとおもしギガント痛い!」
「どうしてそう下品なんだよお前は!」
「お上品にしてたら何もできないじゃないですか……」
「せめてもうちょっと……いや、すごく普通にしろ」
「なぜ言い直すんですか」
やたらと説明臭いセリフを吐いていたニャル子は地球人の小僧にチョップを喰らっていた。ざまあみろ。
しかし話から察するに、ニャル子はあの小僧とデキているのか?
不倶戴天の敵であるクトゥグアと行動を共にしていたと思えば、
虚弱貧弱無知無能の地球人なんぞを伴侶に選ぶとは……どこまでも見下げたヤツだ。
あのような恥知らず、やはり生かしておくことはできん!
「暇ならゲームでもなんでもしてろ!」
「そんなぁ。邪神(おとめ)がせっかくその気になってますのに」
「お前はいつも盛ってるだろ。いいかげんにしないと……」
小僧は何故か知らんが片手にフォークを握る。
しかしニャル子がやや速く逆の手を掴んでいた。
そのまま掴んだ指先を音を立てて舐めはじめる。
「ちょっ、ニャル子!」
「ん……んん……」
ぴちゃぴちゃと水音が響き、小僧のフォークを握る手が力無く下がっていく。
何やってるんだオイ。刺せよ。刺してしまえよ。
「私は……いつでも真尋さんが好きですから、いつだって真尋さんと繋がりたいです。けどそういうわけにはいきませんものね」
今しがた舐めていた手に頬を寄せてニャル子が呟く。
「だから……二人きりの時くらい……ダメですか?」


139 名前: 覗きよれ!ニャル夫くん [sage] 投稿日: 2013/06/30(日) 01:39:16.50 ID:aB9jBjY8
あざとい。さすがニャル子あざとい。
女は分が悪いとすぐあーゆーことを……。
だがなニャル子、貴様がやったところで何も可愛くは……。
「……最初からそんな風にしてればいいんだよ」
ええええぇぇ!?落ちるの!?これだけで!?さっきあんなに嫌がってたのに!?ちょろいな地球人!
ニャル子は実の兄にさえ殊勝な態度をとらん女だぞ。
演技に決まっているだろうに、愚かな小僧はすっかりその気になったようだ。
(※ニャル子さんの中でニャル夫君のヒエラルキーは最下層です)
口づけを交わしながら小僧は器用にニャル子の服をはだけていく。
これではニャル子の思惑通りではないか。面白くない。
……ん?待てよ。
ニャル子は惑星保護機構の仕事で地球に来てるんだったな。
原住民と懇ろになるのはまずいのではないか?
……握った。奴の弱みを握ったぞ!!
そうと決まれば証拠を残さんとな。
ちょうどここに都合のいいビデオカメラがある。
ジャバネットダダで12回払いで買っておいてよかった……。
「ん、ふ……真尋さん……」
ニャル子がとろけたような声を零す。
その声は私の記憶にあるニャル子と合致せず、少なからず驚いた。あのニャル子も女だったということか。
いや、むしろあの凶悪な妹が女の狡猾さまで兼ね備えたら最悪でしかない。
小僧の膝の上に乗り上げたニャル子は、耳を噛まれたり太腿を撫でられるだけでもぴくぴくと身を震わせている。
前戯、というよりじゃれているように見えるが、ニャル子の性感は確実に高まっているらしい。
この小僧、なかなか手慣れている。
「ふにゃあ……焦らさないでくださいよぉ……」
「焦らしてなんかないだろ。嫌ならやめるけど」
言われてニャル子が不満げに眉を寄せた。
と思った次の瞬間、素早く舌をのばし小僧の首筋をべろりと舐め上げる。そりゃもう大胆に。
「うわっ!?」
突然の刺激に小僧も思わず声を上げた。そんな様子にニャル子はうってかわって満足げに微笑む。
「うふふ。意地悪する人にはお仕置きです。可愛らしい声ですね、真尋さん」
今度は小僧の方がむっと眉を寄せた。
にも関わらず、ニャル子はその顔が見たかったと言わんばかりに上機嫌だ。
「あらら?真尋さん、怒っちゃいました?そんなに恥ずかしかっ……やあんっ!」
ニャル子の言葉は最後まで続かなかった。
太腿に添えられていたはずの小僧の腕がニャル子の足の間に伸び、指が二本、ニャル子の胎内に埋まっているのが見える。
「ま、真尋さんっ、いきなり……、はあ、んんっ」
「焦らされるのは嫌なんだよな、ニャル子は」
「やっ、広げないでぇっ……ひゃうう!」
……もうこいつらただのバカップルなんじゃないのか爆発しろ。
ただでさえニャル子もリア充もウザいというのに、ニャル子がリア充って最悪にウザいな爆発しろ。
大事な事なので2度言ったぞ爆発しろ。(3度目)


140 名前: 覗きよれ!ニャル夫くん [sage] 投稿日: 2013/06/30(日) 01:41:18.27 ID:aB9jBjY8
「あ、あ、ま、ひろさ、んくぅっ……!」
出入りする指に伝う愛液がぐぷぐぷと派手な水音を立てる。
ニャル子は最早やり返すこともできずに小僧にしがみついている。
「で、誰が意地が悪いって?」
「あ、謝りますからっ、あふっ……、もっ、ゆ、くり……!」
ニャル子の懇願を聞いた小僧は、おもむろにニャル子の耳に噛みついた。
いや、口に含んだだけかもしれないが私からははっきりと見ることはできない。
ただニャル子の身体が大袈裟なほどに跳ねる様をカメラに収める。
「ひあぁっ!耳、だめ、だめですっ、ふっく……っ―――!」
ニャル子が声を詰まらせ達すると、小僧はようやく指を引き抜いた。
息を整えながら、ニャル子は涙目で小僧を睨め付ける。
「はぁ、はぁ……。やっぱり意地悪じゃないですかぁ……」
「お前に性格どうこう言われたくねえよ」
言いながらも小僧の手はニャル子の頭を撫でている。
口調に反してその手つきはやたら優しく、ニャル子も心地よさげに目を細めた。
「まだ満足したわけじゃないだろ?」
「そうですけど……私だけ気持ちよくなってもダメなんです」
上がっていた息が戻ってきたのか、ニャル子の声音ははっきりしている。
しかし表情を見れば、興奮と欲情が色濃く残っているのがわかった。
額同士をくっつけて、至近距離で見つめ合いながらニャル子が囁く。
「今度は、ちゃんと真尋さんもですよ」
小僧から離れると、ニャル子はソファから降りて後ろ向きになると、テーブルに手をつき尻を上げる。
小僧に尻を差し出すような格好だ。
スカートをめくり上げ、太腿に絡まっていた下着も完全に足下に落とす。
「真尋さん、どうぞ……」
ニャル子は自らの指で花弁を開いて浅ましく男を誘う。
小僧の方も我慢の限界らしく、ズボンから己のペニスを取り出した。
どれ、矮小で弱小な地球人らしい小僧のイチモツでも拝んで……。
矮小で弱小……。
……ふん。図体のデカいキャラが雑魚キャラなのはよくある話だからな!
どうせ見かけ倒しに決まって……。
……なんかあの小僧の、私のと形違わないか?
個体差か?
手足の数なんかは変わらんくせに、ずいぶん局地的なところに個体差が出るのだな地球人は。
フフ、だが私の方が優れているに違いないな。
小僧のに比べ、鞘に納めた刀のようで強さをひけらかせない奥ゆかしさがあるしな!
私に痴態を見られているとも知らず、小僧がニャル子の腰を掴んで後ろから覆いかぶさる。
ニャル子が男のためにスカートを巻りあげているおかげで恥ずかしいところが丸見えだ。
「ん……。真尋さんの、入って……あ、ああぁ……!」
やはり慣れているらしく、ニャル子のソコは容易く男を飲み込んでいく。
その表情は痛がるどころか喜悦に満ちている。
ふん、まるで娼婦だな。
奴がここまで落ちぶれていたとはな。
いや、むしろ似合いの姿だといってやるべきか。
「奥、あたって……!あ、あ、真尋さ、ああ!」
……。
「ニャル子、中すごいっ……!」
……。
「ああ!まだ、おっきくなって……!ぁん、だめ、らめれすぅ……!」
……。
……あ、勃ってきた。
いや待てそんな馬鹿な。
そりゃまあ他人の性交なんぞ生で見たのは初めてだがニャル子だぞ?妹だぞ?
地球人の姿だからか?
ええい、これだから原始レベルの原住民は(ry
いやいや、思い出すのだニャル夫、ゲートボールの一件以来、奴にどんな煮え湯を飲まされてきたか!
……あれ、今度は玉がひゅんって……。
「ひやぁっ!?そんな一度に……!あ、あひっ!」


141 名前: 覗きよれ!ニャル夫くん [sage] 投稿日: 2013/06/30(日) 01:44:13.34 ID:aB9jBjY8
ニャル子の叫びに顔を上げると、小僧の片手がニャル子の乳房をわし掴んでいた。
よく見るともう片手もニャル子の股間部分をいじっているようだ。
「やぁん!真尋さんっ、そんな、激しくされたらっ……!もうっ、死んじゃいますぅ……!」
なんとぉ!?
地球人の男は性技で女を殺せるのか、恐ろしいな……。
フフフ、だがこれは好都合だ。
私が出るまでもなくニャル子を始末できるのだからな。
私が許可する、やってしまえ地球の小僧!ニャル子に引導を渡すのだ!
虚弱貧弱(ryな地球人でも空気ぐらいは読めるようだ。
小僧の腰の動きが忙しなくなり、打ちつけるたび結合部から愛液が飛び散るのが見えた。
「ああ、真尋さんっ、わ、わらひ、もうだめぇ……!イっちゃいます、イっちゃ……ああ、ああああぁぁ!!」
一際高い声を上げながら、ニャル子の体がびくびくと跳ねる。
やがてニャル子は糸が切れた人形のようにくたりと崩れた。
ククク、逝ったか。
私の手で抹殺してやりたかったが、まあいい。
これで苦節【この発言は這い寄られました】年、ついに私の悲願が達成され……。
……ん?
「おいニャル子、平気か?」
「ふぁ……真尋さぁん……私、しあわせですよぉ……」
……………………あれ?
おかしいぞ?ニャル子を仕留めたんじゃないのか?
いや、今ならまだ奴も疲弊している。チャンスであることに変わりない。
むしろ私の手でトドメを刺す絶好の
「なんか妙な気配がー!」ヒュンッ
ん?ギャース!!

「なんでいきなりバールのようなものぶん投げてんだよ」
「いやなんかこう虫ケラがはい回っているかのような嫌な感じがしたもので……。
外に誰もいませんね。気のせいでしょうか……ん?これはビデオカメラ?それも宇宙メーカーの。
なんでこんなところに……あ、まっひろさーん!ハメ撮りとか興味な(サクッ)オメガ痛い!」


終わり


─ ─ ─ ─ ─ ─ ─

以上です
野良ニャルさんは実は強いしニャル子の兄だしエロパロ的にも使い勝手いいキャラだと思うのに
あまりに需要が無かったので書いた
再登場の見本を見せてくれたちゃんタイムはすごいと思います(小並感)

  • 最終更新:2014-08-16 12:21:02

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